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信州の蝶 その3 ヒメシジミ [チョウ・ガ]

ヒメシジミ07.03.JPG鬼無里からまもなく白馬というあたりの草地でたくさんのシジミチョウが飛んでいた。
少し明るい空模様だったせいか、オスもメスも飛んではとまって、翅を広げている。




ヒメシジミ2-07.03.JPGこれも狭山では見られない「ヒメシジミ」。
翅裏にオレンジ色のある山地性のシジミチョウは、ヒメ、アサマ、ミヤマといるがこれはヒメシジミのようだ。
キク科、マメ科など多くの植物を食草とする広食性である。




ヒメシジミ04-0703.JPG山地の平坦な草原などを好むが、近年そういった環境が失われてきて、これらの蝶の生息地は減ってきている。






ヒメシジミ5-0703.JPG少しして、空が急に暗くなり雨がぽつぽつ降り始めると、みなあっという間に姿を隠してしまった。


信州の蝶 その2 コムラサキ [チョウ・ガ]

コムラサキ3-0703.JPG鬼無里の大望峠展望台で、しきりに飛び交う蝶がいた。
ヒョウモン?かと止まるのを待って確かめると、「コムラサキ」だった。
この蝶は、狭山丘陵でも見ることが出来るが、今年初見だ。





コムラサキ0703.JPGとにかく敏捷で、なかなか近づくことが難しい。
もっぱら望遠ズームの出番。






コムラサキ1-0703.JPG飛ぶとバタバタとかなりの羽音がする。
この点は、小さいながらもオオムラサキ同様の迫力だ。






コムラサキ2-0703.JPG少し先に走ったところでも、砂利で吸水するのが数頭見られた。
よく見ると、道路沿いにはたくさんのヤナギが生えている。

この個体は、光の加減で見事な紫色に輝いてくれた。
後翅が欠けているのが残念だったが・・・。


信州の蝶 その1 クジャクチョウ [チョウ・ガ]

3日ほど、信州へ出掛けて来た。
たまにあのスカッとする風景を見に無性に行きたくなるのだが、今年はヒメギフの頃にも行けずそろそろ我慢の限界であった(^.^)
天気予報は微妙だったが、この日は朝から曇りで少し日が差すほど。
結局夜までは、雨は降らなかった。

鬼無里0703.JPG戸隠から白馬に抜ける途中の「鬼無里(きなさ)」。
鬼のいない谷の都、鬼女「紅葉」物語が伝えられる場所。
山を降り、細いくねくね曲がりくねった村の中の道を走っていると何だかとても懐かしくいい感じ!

←大望峠からの眺め。


クジャクチョウ1-07.03.JPGこの道中で見つけた蝶。
その1は「クジャクチョウ」。
この翅のオレンジ色は、ヒオドシチョウのそれに近い色合いだと思うのだが翅の目玉模様とそこに配された黄色と黒と薄い青が素晴らしく美しい!
個人的には3本指に入る好きな蝶の1つである。


クジャクチョウ2-0703.JPG道路沿いの待避所の砂利で、さかんに吸水していた。
敏捷に飛び回るが、そっと近づくと案外じっとしていてくれた。






クジャクチョウ3-0703.JPG広角での一枚。
普段のFieldでは出逢えない蝶を見ることが出来るのもたまにはいいものである(^.^)

明日以降は、続・信州編をご覧いただこうと思う!


草むらの幼虫たち [バッタ]

林縁と草原06.23.JPG今日から7月♪
まだ梅雨だが、何かウキウキしてしまう(^.^)
丘陵の林縁や草原も、夏の装い。





ショウリョウバッタ幼虫06.24.JPGそんな草原に目を凝らすと、小さなバッタの仲間がたくさんいる。
「ショウリョウバッタ」の幼虫も、小さいながらいっちょまえに親と同じ姿。
翅が短いので、まだまだこれから。








ササキリ幼虫06.24.JPGススキの葉の上には、「ササキリ」の幼虫。
こちらは色がオレンジ色と黒で親とは似つかぬ体色。
緑の中に、とても目立っていた。

この2種以外にもたくさんの幼虫が見られる。
草原での虫探しが、楽しい季節になった。


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