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鳥見② じっくりとハクセキレイ [鳥]

餌が少なくなる冬の時期、コンビニの駐車場や人家の近くでもよく見かける「ハクセキレイ」。
ちょこまか動いてスーッと小走りに駆ける姿は愛らしく、個人的には好きな身近な鳥No1だ。

この日は珍しく、湿地の枝にとまってじっとしているのを見つけた。
顔を傾けてこちらを見るしぐさに、萌~である。
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見ていると突然、空を見上げた。
鳥たちが上空を見上げる時、空に猛禽が舞っていることが多いがこの時は何も飛んでいなかった。
ただ、何か気になるものがあったに違いない。
ハクセキレイ0121-1_1.JPG

















今度は右の翼と足を伸ばしてストレッチか体操か?
続いて左もやるかと思ったが、やらなかった。
ハクセキレイ0121-2_1.JPG

















次は頭を掻き始めた。
これは左右両方まんべんなく!
ハクセキレイ0121-3_1.JPG

















最後に頭を180℃か・い・て・ん。
これが何を意味するのか、考えてもさっぱり分からなかった。
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この意味不明なポーズの後、湿地へ降り土の中からミミズなどを捕まえてお食事タイム。
近くでじっくり観察すると、理解できる仕草や全く分からない行動まで見ていて飽きることなくあっという間に時間が過ぎてしまった。
珍しい冬鳥を見るのもよいが、鳥たちが身近に見られる今、ポピュラーな種をよ~く観察するのもこれはこれで面白いものだ!
ハクセキレイ0121-5_1.JPG
















2013年1月21日 埼玉県(中央部の公園)
セキレイ科 ハクセキレイ   EOS40D,EF70-200mm F2.8L IS USM/EF1.4×Ⅱ


鳥見① ジョウビタキ [鳥]

今日は、ある目的のためにプチ遠征、埼玉県中央部の公園に行ってきた。
ここは色々な冬鳥が訪れ、バーダーで賑わうところだが、今日はセンターが休館という事もあるのだろうか?
比較的人が少なかった。
今の時期、人に慣れてきた野鳥たちを目の前で見られるのが嬉しい。

刈り取られたヨシ原で一番に出迎えてくれたのは、「ジョウビタキ」のオスだった。
ジョウビタキは、モンゴル、中国西部からウスリー、サハリンなどで繁殖し、冬に日本各地に渡ってくる冬鳥。
林縁や開けた場所を好み、ヒーヒー、カッカッという鳴き声を頼りに探すと見つけやすい。
オスメス共に翅に白斑があり、オスの頭は、灰色の帽子か白髪か。

切り株と地面を行き来して、何かを啄んでいた。
近づこうとするとさっと飛んでなかなか神経質。
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こちらは少し離れたところにいた別のオス。
サービス精神旺盛?で全く人を恐れず、向こうから近くへ寄ってきてくれた。
個体によって、人との距離は様々だ。
首をかしげる仕草が可愛い。
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ジョウビ0121_1_1.JPG
















すぐ隣にはメスがいて、目の前でおすまし。
オスに比べると、地味だが愛嬌で勝負!
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帰りに狭山丘陵に寄ってみたら、ここにもジョウビタキのオス。
夕日が体のオレンジをさらに濃い色に染めていた。
ジョウビ0121-2_1.JPG
















2013年1月21日 埼玉県
スズメ目 ツグミ科 ジョウビタキ  EOS40D,EF70-200mm F2.8L IS USM/EF1.4×Ⅱ


雑木林を独り占め [季節]

今日訪れた若い雑木林は、生きものの気配もほとんどなく、夏にはあり得ない見通しのいいすっきりとした景色。
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足元は落ち葉でふかふか。
夕日が木々の影を林床に落とした雑木林を独り占め。
とても心地よい時間・・・・。
雑木林0112-1_1.JPG





















2013年1月12日 埼玉県     CANON EOS40D,Tokina AT-X107 DX Fisheye


ハリスホーク [鳥]

久しぶりに丘陵の小高い丘に行ってみたら、ベンチにタカと一緒に座っている方がいた。
初めて見るタカだ。
なんていうタカですかと尋ねると、アメリカの「ハリスホーク」というそうだ。
調べると和名「モモアカノスリ」。
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ペットかと思いきや、鷹狩りをしているとのこと。
獲物は、キジやコジュケイで公園や墓地、自然保護区外で行っているらしい。
鷹狩では入門種で、扱いやすく病気にも強いらしい。
鷹の仲間を近くで見たことがなかったが、鋭い眼光に大きく曲がった嘴、鋭い爪はやはりかっこいい!
ハリスホーク0112-1_1.JPG
















放すと遠くの木まで飛んで行くが、肉を見せて呼ぶと戻ってくる。
ハリスホーク0112-4_1.JPG
















ハリスホーク_1.JPG

















肉のついたキジの足に喰らいついていた。
狭山丘陵のオオタカの話を伺うと、以前はたくさん営巣していたがここ数年すっかり数が減っている。
原因は、以前餌となっていた伝書鳩を飼っている人が減ったからだそうだ。
オオタカも鷹狩りに使われるが、神経質でストレスで病気になりやすく扱いにくいとのこと。
今日は、タカを間近で見てそのカッコ良さを実感した!
ハリスホーク0112-2_1.JPG
















2013年1月12日 埼玉県
タカ目 タカ科 モモアカノスリ(ハリスホーク)

CANON EOS40D,Tokina AT-X107 DX Fisheye、CANON EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM


今宵のフユシャク [チョウ・ガ]

今日の昼は暖かかったが、陽が落ちるとめっきり寒さが戻ってきた。
イチモジフユナミシャクのオスを探しに夜の雑木林に行ってみた。
照らした林床にたくさん飛んでいるフユシャクがいたが、種の特定はできなかった。
サクラの幹で見つけたのは「イチモジフユナミシャク」の小さなメス。
イチモジフユナミシャクメス0112_1.JPG
















メスのいる木の周りにも飛ぶ姿が見られたが、観察していた2時間の間、結局このメスを射止めるものはいなかった。
離れたところでイチモジフユナミシャクのオスを見つけた。
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見つけた時は翅を開いていたが、少ししてみると翅を閉じていた。
どんな時に開いてどんな時に閉じるのだろうか?
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さらに別の場所でも、枯れた草の茎に摑まっているオスを見つけた。
「ウスモンフユシャク」のオス、一寸野虫さんからご指摘いただいた。
一寸野虫さん、ありがとうございます。
イチモジフユナミシャクオス0112_1.JPG
















よく見ると下にもう一頭。
イチモジフユナミシャクオス0112-4_1.JPG
















「ウスバフユシャク」のオスだった。
他にもあちこち探したが、見つけたのはこの3種が今宵の成果。
ウスバフユシャク0112_1.JPG
















2013年1月12日 埼玉県
鱗翅目 シャクガ科 イチモジフユナミシャク、ウスモンフユシャク、ウスバフユシャク
CANON EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM /MT-24EX


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