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シャチホコのようなフサヤガ [チョウ・ガ]

四阿の屋根の隅でへんてこりんなものを見つけた。
よく見えないので下に降りてもらった、が近くで見てもなんだかよくわからない?
エビのしっぽのような尻を持ち上げている。
まるでシャチホコ!
フサヤガ0102-4_1.JPG

















横から見るとこんな感じ。
フサヤガ0102-3_1.JPG

















まぁ明らかに蛾の仲間ではあるが、何でこんな体勢をとるのか?
何かの擬態か?
後から。
フサヤガ0102-5_1.JPG

















ちょっとひっくり返してみると、ん~なんか見覚えがある。
海釣りでよく釣れたコチに似ている。翅の生えたコチ。
魚と蛾が似ているとは面白い!
フサヤガ0102-6_1.JPG
















ちなみに枝にとまった正面顔はこんなんだった。
帰って調べると、ヤガ科のフサヤガ。
色んな蛾がいるものだ。
フサヤガ0102_1.JPG
















2013年1月2日 東京都
鱗翅目 ヤガ科 フサヤガ  CANON EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM /MT-24EX

アリか蜂か? [ハチ・ハエ・アリ]

今日は寒さを予想して厚着をしたのだが、風が強いものの暖かく汗む陽気だった。
陽気に誘われたのだろう、ムラサキシジミが日光浴をしていた。
太陽の方向に翅を傾けるのは、光を最も効率よく受けるためなのだろう。
そんなことを考えているわけでないだろうに、本能でそれを行うところがすごい!ムラサキツバメ0102_1.JPG

















久しぶりに歩いた林縁で、ピンク色のコウヤボウキのぼんぼりを見つけた。
白が多い中、たまにあるこの色はコウヤボウキにとって何か意味があるのだろうか?
コウヤボウキ0102_1.JPG
















コナラの幹で、お腹に艶がありパンパンに膨れた赤いアリを見つけた。
この寒い時期にアリ?
タマバチ0102_1.JPG
















一見アリに見えるが、これはおそらく「タマバチ」の一種だと思われる。
タマバチには多くの種があるようだが、夏と冬に発生し夏にはオスメスが現れ交尾をして産卵するが、冬に発生するものはメスのみで卵を産む単為生殖だそうだ。
タマバチが産卵したところには虫こぶができ、卵からかえった幼虫はこぶの中で育つ。
コナラの芽にできる虫こぶはこのタマバチの仕業の可能性が高い。
タマバチ0102-1_1.JPG

















2013年1月2日 東京都
鱗翅目 シジミチョウ科 ムラサキシジミ
キク目 キク科 コウヤボウキ
膜翅目 タマバチ科 タマバチの一種      CANON EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM /MT-24EX


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