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クリオオアブラムシの卵その後 [その他の虫]

クリオオアブラムシ卵03.03.JPG狭山丘陵の栗木に昨年産み付けられた「クリオオアブラムシ」の卵を見に行った。
栗の幹に数百個の楕円の黒い卵が産み付けられていたのだ。
コナラの幹のクヌギカメムシの仲間の卵は既に孵化しているので期待していたのだが。
残念ながら孵化はまだのようで、卵の上には親の死骸とダニがいた。
このダニ調べると、「アカケダニ」のようでもあるが体が白いことから別種かもしれない。この卵を狙ってやってきたのだろうか?

孵化するまで観察してみようと思う(^.^)


フキノトウ03.03.JPG数週間前からあちこちで「フキノトウ」が芽を出していたが、少しすると姿が見えなくなっていた。
誰かが持ち帰ったのだろうか?
里山の春の恵として、てんぷらやおひたしにすれば美味しいからなぁ(^.^)
他にも蓬にたらの芽、コシアブラ、こごみなどまだまだたくさん出てくるが、根こそぎ採って行くのは困ったもので本来ここは都立公園で、基本的に動植物は採取禁止なのだ。
特に希少種は、ひとりが「1つならいいだろう」でも数十人が採ればあっという間になくなってしまう。やっぱり1つでも駄目なのである!
皆で見て楽しむのが一番という事(^.^)

 


今日は啓蟄 [鳥]

暦の上では今日は啓蟄。
虫がごそごそ動き出すということだが、とても残念ながら虫たちに出会うことは出来なかった。
代わりといっては何だが鳥を少し。

キジバト03.05.JPG小学校の頃の夏休みの朝、ラジオ体操に行く時にいつも鳴いていた懐かしい記憶の「キジバト」。
あの独特の鳴き声はいつ聞いても僕にはノスタルジーである。

比較的身近に見られるので、写真に収めたこともなかったのだがこうして撮ったのを見ると、赤目の精悍な顔付と羽の模様が美しく おぉ なかなかいけると見直してしまった(^.^)

ルリビタキ2-03.05.JPGルリビタキ1-03.05.JPG今日のメインはこちら。
ルリビタキのオス。
歩いていると急に飛び出してきて目の前の杭にとまった。
今シーズンこれだけ近くで見たのは初めてである。
ブルーの色が本当に綺麗だ。
首を傾げる仕草がまた愛らしい(^.^)




ルリビタキ03.05.JPG
これまでメスばかり見かけ、オスを探していたのだがまさか今日出会うとは(-_-;)
探している時は、たいがい出会えずやはりそういったものだろうか?

この週末も天気が悪いようで恨めしい!(T_T)


3月の雪 [季節]

3月なのに、昨晩から雪との予報。
朝どれだけ積もっているのか?と思いきや期待を裏切り我が家の周りではほとんど積雪なし(-_-;)
雪はなくとも とにかく寒い朝。

春03.04.JPGでも車で一時間ほど走った職場のある北本では菜の花と雪のコラボだ。
そう3月からここに仕事に通っているのである。
それほど積もっているわけではないのだが、土の上にはあちこちで雪が残っていた。







タチツボスミレ03.04.JPG少し歩くと、何とタチツボスミレも寒い中一株だけ咲いていた。
あまりにも寒く一株だけなので、なんだか可愛そうな感じ。
早くまわりのみんなも咲けばいいのに!!






ベニシジミ蛹03.04.JPGchochoensisさんに教えてもらった「ベニシジミ」の蛹。
初めて見たが、思ったより大きい感じでまるまるしていて可愛らしい。
食樹のスイバから隣の落ち葉に移動して蛹になったようだ。
これを探すのにはかなり骨が折れるだろうに、良く探されたものだと改めて感心させられる。
ここまでくれば、成虫ももう少しで見られそうだ(^.^)


春はまだか? [季節]

今日は午後から雪が降るとの予報で昼前に家を出て丘陵へ向かった。
宮ノ入谷戸で白花ヒメオドリコウソウを探した。
株は見つけたのだが曇っている事もあって花は咲いていない。
でももう少しすれば花が咲きそうだ。
ヒメオドリコソウ03.03.JPGナズナ03.03.JPGそこでピンクの「ヒメオドリコソウ」と「ナズナ」を!






クビキリギス03.03.JPG民家事務所横の壁際のギシギシの葉の下で越冬中の「クビキリギス」。
ここにいるのは前から見つけていたので、今日も葉をひっくり返すとビックリ。
今までここにいたのは茶色の体色の個体だったのに、今日は緑色。
明らかに茶色とは別の個体。体色が茶から緑に変わることはありえない。周りを探したがあの茶色は見つけることが出来なかった。
どこに行ったのか?


ヒヨドリ03.03.JPG民家 喫煙場所の横にあるプチ堆肥場にいつもの「ヒヨドリ」。
ここに捨てられるミカンなどを狙っていつもいるのだが、なかなか撮る機会がなかったが今日ようやくその機会に恵まれた。
寒いせいかふくらヒヨドリになっていた。





シロハラ03.03.JPG場所が変わってさいたま緑の博物館。
近くでけたたましくなく鳥がいた。
そっと近づくと「シロハラ」だ。
相変わらず落ち葉をひっくり返して何かを啄ばんでいた。




ショカツサイ03.03.JPG最後に見つけたのは「ショカッサイ」。
ハナダイコン、オオアラセイトウなどとも呼ばれ和名が一定していないらしい。ショカッサイとは原産地の中国名。
江戸時代に渡来した帰化植物だ。
菜の花の仲間で、若葉をおひたしにするとほうれん草のような味がするとの事。おかずに困ったらここに摘みに来よう(^.^)
3月になったが雪が降る天候でいつ春が訪れるのやら?


見つけた! 越冬ウラギンシジミ [チョウ・ガ]

狭山丘陵で、冬になる前まではちょくちょく見かけたウラギンシジミ。
寒くなってからはめっきり見かけなくなり、越冬中の個体を探すもなかなか見つけることが出来なかった(T_T)

ウラギンシジミ1-03.01.JPG先日、北本自然観察公園の駐車場の椿の生垣で白い葉を見つけ何だろうと良く見るとウラギンシジミだった。
地面から50cmくらいのところの葉の裏にとまっていたのだ。
この場所だと、車が前に出て停まればぶつかってしまうのだが・・・・。





ウラギンシジミ2-03.01.JPG他にいないかと生垣を探すと、すぐ近くにもう一匹さらに低い葉の裏にとまっていた。
カメラを近づけても微動だにせず、体に触れてもじっとしている。
完全に越冬状態なのだろう。






ウラギンシジミ03.01a.JPGちなみに左写真の赤丸に2匹が越冬中だった。
暖かくなるかと思いきや、今日は雪。
元気に飛び回るのはもう少し先になりそうだ。

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