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芽吹きを待っていたものたち [季節]

木々の緑の芽吹きが際立ってきた。
そんな時を待っていたものたち。
蕾を付けたマユミの枝先に、集まっているのは「ミノウスバ」の幼虫たち。
イモムシが苦手な方にはちょっと・・・。
ミノウスバ0409_1.JPG


















林縁のエノキの幼木の葉上には、「アカボシゴマダラ」の越冬を終え脱皮した幼虫が。
何度見ても、エノキの若葉に擬態したこの配色は素晴らしい!
アカボシゴマダラ0409_1.JPG


















歩いていて、大好きなキブシの花を見つけた。
ここでキブシは初めて。あったんだなぁ!
知らないことがまだまだある。
だから面白い!!
キブシ0409_1.JPG



























鱗翅目 マダラガ科 ミノウスバ、タテハチョウ科 アカボシゴマダラ
スミレ目 キブシ科 キブシ

CANON EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM  CANON EOS40D EF70-200 f2.8 L IS USM


キアゲハ [チョウ・ガ]

久しぶりに訪れた湿地の周りは、たくさんのショカッサイで紫色のお花畑となっていた。
中国からの外来植物で初めて知ったのは25年ほど前、小田急で都内へ通勤していた時、春になると線路脇に紫色の花がたくさん咲いていた。いったい何の花だろうと思っていたのだが、それがこのショカッサイだった。
別名ハナダイコン、オオアラセイトウ、ムラサキハナナとも言われ今や日本全土に広まってしまった。

そんな花を見ていると、アゲハが一頭飛んできた。
立っているとなかなかとまらないので、しゃがんで待つこと数分、近くの花にとまってくれた。
まだ羽化間もないと思われる綺麗な「キアゲハ」だった。
キアゲハ0409_1.JPG


















湿地周りには、キアゲハの幼虫の食草であるセリがあるので見る機会が多い。
昨日も別の湿地でタンポポに吸蜜に来ていたが、草むらの中にべったりと咲いていたので草が邪魔になって撮ることができなかった。リベンジである。
キアゲハ0409-1_1.JPG


















一度吸蜜し始めると近寄っても逃げずにじっくり撮ることができたが、撮った写真を見ると最後の方はストローをたたんでとまっているだけだった。
久しぶりにキアゲハをじっくり見ることができた。
草むらのタンポポよりは絵になったと思う。花が外来種というのが気になるが、昨日のタンポポもセイヨウだった・・・。
キアゲハ0409-2_1_1.JPG


















2014年4月9日 埼玉県
鱗翅目 アゲハチョウ科 キアゲハ
フウチョウソウ目 アブラナ科 ショカッサイ

CANON EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM  CANON EOS40D EF70-200 f2.8 L IS USM

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