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白馬のヒメギフチョウ [チョウ・ガ]

数年ぶり、長野県白馬までひとっ走り。
お目当ては、壮大な白馬の山々を眺めること、春の林縁を飛びまわる鮮やかなヒメギフチョウに出会うこと。
東京で桜の季節が終わったころ、白馬の山々にはまだ雪が残りコブシの花が咲いてまさしくこれから春。
大出のつり橋近くから眺めた白馬展望。
来るたびこのスケール感に感動である。
白馬0423_1.JPG












白馬岳と小蓮華山の間に見られる雪形、「代掻き馬」。
代掻きとは、田植えの前に田の土と水をかき混ぜて、田植えができる状態に準備することを言う。
代掻き馬はこの代掻きの時期を教えてくれる雪形。
だいぶ見えてきたようだが、わかるだろうか?
雪形代掻き馬0423_1.JPG


















ここでは、道端にもたくさんフキノトウが見られる。
もう採り放題って感じ!
フキノトウの天ぷらおいしいんだなぁ。
hukinotou_1.JPG


















さて、もう一つの目的ヒメギフチョウを見に行ったが、まだ時期が早かったようでカタクリが全く咲いていない。
それでも探すといくつか花は見つかった。
カタクリ0423_1.JPG


















キクザキイチゲは見ごろのようだが、カタクリとヒメギフは期待できそうにない。
キクザキイチゲ0423_1.JPG



























ヒメギフが見られる別の場所移動し、待つこと数十分。
どこからともなくやってきて、葉の上にとまってくれた。
春の妖精、翅のきれいな個体だった。
ヒメギフチョウ0423_1.JPG


















ここにカタクリはなく、キクザキイチゲが咲いているが全く見向きもしない。
白い花は目に入らないのか、あまり蜜がないのか?
吸蜜しているのは、ほとんどがタチツボスミレだった。
ヒメギフチョウ0423-1_1.JPG


















今回ギフチョウを見ることは出来なかったが、雄大な景色と可憐な妖精ヒメギフチョウに出会え来たかいがあったというものだ。
ヒメギフチョウ0423-3_1.JPG


















2014年4月23-24日 長野県
キク目キク科 フキ
ユリ目ユリ科 カタクリ
キンポウゲ目キンポウゲ科 キクザキイチゲ
チョウ目アゲハチョウ科 ヒメギフチョウ
CANON EOS70D,EF100mm F2.8L IS USM、CANON EOS50D EF70-200 f2.8 L IS USM、EF8-10mm F4LフィッシュアイUSM


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