パウダースノー [季節]
早朝様子を見に行こうと思ったのだが、車のタイヤがノーマルではかなり不安で断念した。
昼は比較的暖かく、道の氷が解けるのを見計らって丘陵へ出掛けた。
木々に積もった雪はほとんど溶けていたが、湿地の日陰ではまだかなりの積雪だった。
倒れたヨシの起伏通りに雪が積もって、綺麗な曲線を描いている。
まるでスキー場のゲレンデの小さなコブのようだ。
サラサラの雪がキラキラ光ってそこだけ見ていると数十年前に行ったゲレンデを思い出してしまった。
風が吹くと、表層の粉雪が舞ってちょっと幻想的。
雑木林を歩くと、枯れて倒れたエゴの幹にたくさんのエゴノキタケが密生していた。
白い雪の上に朱色のタケは美しいアクセントだった!
2011年2月15日 埼玉県 雪
ハラタケ綱 タコウキン目 タコウキン科 エゴノキタケ CANON EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM
雪の中のガたち [チョウ・ガ]
今日もまた雪が降り出した。
ニュースで、関東地方は今年一番の降雪と聞いて外を見たら積もった雪にビックリ、スッゲー!
先日の雪の中、エゴノキのキノカワガを見に行った。
だが、3頭いたうちの1頭しか見つからなかった。
こんな寒い中、他のものたちはいったいどこに行ったのだろうか?
白いクモの卵のうか何かの繭?の上にいるのは、敵の目がそちらに向くという戦略なのだろうか?
隣の木にいたのは「シロフフユエダシャク」。
ここにキノカワガが1頭いたのだが・・・・。
この寒さを乗り越えられれば。
春はもうそこまで来ている。
2011年2月14日 埼玉県 RICOH CX4
2011年2月12日 東京都
鱗翅目 コブガ科 キノカワガ、シャクガ科 シロフフユエダシャク CANON EOS50D,Tokina AT-X107 DX Fisheye/430EXⅡ
フィールドサイン [季節]
昨日、雪の積もった谷戸を歩くと、雪上のあちこちに面白い形のものが見つかった。
動物たちの残した足跡・・・フィールドサインだ。
これは2本足。
鳥の足跡だが何だろう?
大きさからするとツグミあたりだろうか。
特徴的なものもあった。
横に2つ、縦に2つが並んでついている。
さてこれは?
きっとウサギに違いない!
ウサギは跳び箱飛びなので前の2つが後足、後の縦2つが前足で進行方向は写真上。
糞や足跡のサインは見られるものの、まだ一度も目の前に現れた事がない。
今年はうさぎ年で私は年男!是非お会いしたいものである。
こんな縦一列に並んでいる足跡もあった。
いったい誰の~?
どれも足跡の上に雪が積もって形がわからないのだが、足跡の主を色々と想像するのも雪の日の楽しみの一つで面白い。
この日は少し出遅れたので、散策や犬の散歩の方の足跡がたくさんありちょっと残念。
やっぱり雪の日は、早起きしないとね!
2011年2月12日 東京都 CANON EOS40D,SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
雪 [季節]
北の方では大雪で苦労されている方には申し訳ないが、ここでは春を告げる風物詩かもしれない。
雑木林の木々の枝には雪が積もり、細い枝や頼りない木は頭をもたげている。
谷戸の奥を覗くと、いったいここはどこ?とタイムスリップするようだった。
里山民家の屋根も雪かぶり。
田んぼや雑木林は一面の雪だが、不思議に庭には全く雪は積もっていない。
朝、民家の囲炉裏番のおじさんが庭を掃いてくれたのだろう、砂の模様が美しい。
咲いた梅の花にも雪が積もって、綺麗なコントラスト。
親子で雪だるまづくり。
ほのぼの心が温まる景色だった。
2011年2月12日 東京都
CANON EOS40D,SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
CANON EOS50D,Tokina AT-X107 DX Fisheye(2枚目)
今年4種目のフユシャク [チョウ・ガ]
フユシャクの仲間も、やはり夜明かりに集まるのだろう。
朝、窓ガラスにへばりついているオスを見つけた。
特徴ある翅の黒点からクロテンフユシャクか?
いや待てよ!
確か似た種が、と図鑑を見ると近似種にウスバフユシャクがいた。
識別点を確認すると、前翅の外横線が外縁でくの字に曲がるのがクロテン、曲がらないのがウスバ。
これは微妙だが、多少曲がっているので「クロテンフユシャク」でいいと思う。
見つける楽しさと、調べる楽しさ、一度で2度おいしい!
まるで昔のキャラメルのCMのようだ。
2011年2月9日 東京都
鱗翅目 シャクガ科 クロテンフユシャク
CANON EOS40D,SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO (1枚目)、 RICOH CX4