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早春に羽化するモンキチョウ [チョウ・ガ]

今日も風はあったが、暖かい小春日和。
こんな日は、とモンキチョウを探しに出掛けた。
2月4日に初見、撮影はしていたがコンデジしか持ち合わせてなく証拠写真程度だったのでリベンジだ。

南向きの斜面にはオオイヌノフグリやホトケノザが咲き、「ホソヒラタアブ」が花に訪れていた。
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少し待っていると、予想通りモンキチョウが飛び始めた。
先日見た個体だろうか?とにかく飛び続け、全くとまる気配がない。
追い続けていると、暖かいので汗が噴き出た!
ようやく枯葉の上に静止。
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しかし近づくとさっと飛んでしまい、3mほどしか近づけないのでマクロはあきらめた。
この場所、例年タンポポがたくさん咲いていてそこで待っていれば来てくれるのだが、今年はほとんど見られない。
何とかオオイヌノフグリで吸蜜してくれた。
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しばらくするともう1頭現れ2頭となったが、相変わらずとまらず動きも早く一苦労。
近くのリョウブからフィーフィー♪とウソの鳴き声が聞こえてきた。
普段ならそちらに向かうところだが、今日のターゲットはモンキチョウなので後ろ髪を引かれながらも無視。
本格的な春が来ればたくさん見られるチョウなのだが、蛹で越冬し暖かくなって羽化するので今飛んでいるのは、チョウの中で一番早くに羽化したことになる。
暖かい日に見られるキチョウやテングチョウは、成虫越冬。
スプリングエフェメラルといわれるミヤマセセリやコツバメなどは蛹越冬だが、それらの種に先駆けて羽化するのだ。
昨年より1週間ほど遅れての初見だが、ここで1月25日に「あかねの独り言」のあかねさんが撮影されているので出現は昨年並みかもしれない。
monkityou0207.JPG
















2011年2月7日 東京都
 双翅目 ハナアブ科 ホソヒラタアブ
 鱗翅目 シロチョウ科 モンキチョウ       CANON EOS40D,EF70-200mm F2.8L IS USM/EF1.4×Ⅱ

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