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アシグロツユムシ 成長中 [バッタ]

気温の上昇で午後から雷雨が続いている。
降った後には、気温が10℃ほど下がるが、また蒸し暑くなってしまうのには辟易する。

雨のお蔭か、きのこたちは元気だ。
かなり朽ちたコナラの幹ににょきにょき大集合!
シメジみたいだが、何だろう?
きのこ0805_1.JPG



























林縁の葉の上に「アシグロツユムシ」の幼虫を見つけた。
まだとても小さい、今の時期はまだこれくらいなんだなぁ。
アシグロツユムシ0805_1_1.JPG


















こちらは少し大きいがどんぐりの背比べ程度。
早いものは8月末には成虫になっているが、この2頭はもうちょっと先になりそうだ。
アシグロツユムシ0805-1_1.JPG


















2013年8月5日 東京都
直翅目 ツユムシ科 アシグロツユムシ  CANON EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM /MT-24EX


草はらの人気者 バッタ [バッタ]

このところ草の伸びが早い。
ちょっと前に刈ったなと思っていたら、あっという間に伸びている。

そんな草はらに足を踏み入れると、足元からバサッと飛び出すバッタたち。
一番よく見かけるのが、この「クルマバッタモドキ」だ。
クルマバッタという東京都でもレッドデータに記載されている希少種だが、これに似ているのでモドキ。
少ないのに似ているとは、ちと可哀そう。逆ではないのか・・・。
クルマバッタモドキ褐色0805_1.JPG


















多いのは褐色型だが、時折緑色型も見られる。
特徴は、背中のXの模様と目に斜めに入ったライン。
クルマバッタモドキ緑色0805_1.JPG


















緑色型のクルマバッタモドキかと思えば、こちらはえらい「トノサマバッタ」。
殿様だからね!
ちょっと風格があるかな。
トノサマバッタ0805-1_1.JPG


















2013年8月5日 東京都
直翅目 バッタ科 クルマバッタモドキ、トノサマバッタ

CANON EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM /MT-24EX


酒場は楽し! [自然]

昨年カブトムシがたくさん集まっていたコナラを見に行ったが、この夏酒場は休業。
あの賑わいは何だったのか?というくらい静まり返っていた。
そこで、もう一つの酒場を訪れると、こちらは大繁盛。
酒場は楽し_1.JPG


















お客はカブトムシたちとサトキマダラヒカゲ。
カブトムシはオス同士喧嘩することもなく、仲良く美酒に興じていた。
酒場は楽し-0_1.JPG


















なかにはちゃっかり者も・・・・(^^)
一緒に飲んでも楽しそうだが、執拗なやぶ蚊の攻撃もありここは退散した。
酒場は楽し-1_1.JPG


















2013年8月8日 埼玉県
鞘羽目 コガネムシ科 カブトムシ
鱗翅目 タテハチョウ科 サトキマダラヒカゲ 

CANON EOS40D EF8-10mm F4LフィッシュアイUSM、EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM /MT-24EX

クワの木と虫 [自然]

いつもの谷戸の園路沿いにいくつかのクワの木がある。
夏になると色々な虫たちがこの木に集まってくる。
この日も少し覗いてみた。
葉上からこちらを見ていたのは、「ヤブキリ」だった。
樹上の肉食ハンターで、セミや樹液に集まる虫などを食べる。
顔付が怖い・・・・。
ヤブキリ0731-2_1.JPG


















見上げた葉裏にいたのは、ハゴロモ三兄弟の「ベッコウハゴロモ」。
ベッコウハゴロモ0731_1.JPG


















葉の上にはハゴロモ三兄弟の「スケバハゴロモ」もいた。
あとはアミガサハゴロモがいればと探してみたのだが残念見つからなかった。
皆クワの汁が好きなようだ。
スケバハゴロモ0731-1_1.JPG


















高い枝からこちらを見ていたのは「クワカミキリ」。
名前の通りクワが大好物で、樹皮をかじって丸坊主にしてしまう。
クワカミキリ0731_1.JPG


















別の枝にもたくさんしがみついていた。
こうしてみると目が大きいのでまるでメガネザルのよう。
この日は見つからなかったが、あとキボシカミキリもクワの常連である。
クワカミキリ0731-1_1.JPG


















2013年7月31日 東京都
直翅目 キリギリス科 ヤブキリ
半翅目 ハゴロモ科 ベッコウハゴロモ、スケバハゴロモ
鞘羽目 カミキリムシ科 クワカミキリ
EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM /MT-24EXEOS40D,EF70-200mm F2.8L IS USM/EF1.4×Ⅱ


真夏の昆虫酒場を巡る [季節]

今年はほとんど昆虫酒場を見て歩くことができていない。
そろそろオオムラサキも終わりかと思い、毎年恒例にopenしている酒場を巡って歩いてみた。
一番初めに立ち寄ったのは、コナラの6mほどの高さにある綺麗どころの「オオムラサキ」が常連の酒場だ。
案の定、翅の痛んだオスが一頭ご来店。
おいしそうにストローを伸ばしていた。
今年は暑さの影響を受けオオムラサキも個体数を減らしていると新聞記事で見かけたが、狭山丘陵でもそうなのだろうか?
オオムラサキ0805_1.JPG


















少し下の酒場には「アカタテハ」。
現場で見ている時はわからなかったのだが、すぐ隣の樹皮の陰にはヒカゲチョウかクロヒカゲの後翅、その上にはボクトウガの幼虫が写っていた。なるほどここの酒場を供給しているのはボクトウガの幼虫だったのか。
アカタテハ0805_1.JPG


















次の酒場は、こちらもコナラの1.5mほどの高さ。
ルリタテハとカナブン、クロカナブンが仲良くお食事中だった。
ルリタテハ0805_1.JPG


















クロカナブンは、東京都ではレッドデータに記載の希少種だ。
確かにカナブンより数は少ないが、それでも結構見かけるのだが・・・・。
カナブンの仲間ならアオカナブンをぜひ見てみたい。
このあたりで見かける緑色のカナブンはほとんどがカナブンの緑色型である。
カナブン0805_1.JPG


















最後に立ち寄ったのもコナラの根元の酒場。
ここではオス1頭と交尾中のペアのカブトムシがいた。
酒場の大きさはなかなかのものだが、なぜかほかの客はいなかった。
木の下にはたくさんのカブトムシの骸が転がっていた。
カラスの仕業か。
酒場通いも命がけなのだった。
カブトムシ0805_1.JPG


















2013年8月5日 東京都
鱗翅目 タテハチョウ科 オオムラサキ、アカタテハ、ルリタテハ
鞘羽目 コガネムシ科 カナブン、クロカナブン、カブトムシ
EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM /MT-24EX
EOS40D,EF70-200mm F2.8L IS USM/EF1.4×Ⅱ


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