こんなところでもカエルがヘビに [自然]
麦草峠に向かう途中、メルヘン街道を走っていると、反対車線にカエルを見つけた。
標高1000mを超えるところにアカガエル?と少し先に車を止めて戻ってみた。
そこにいたのはやはり丸々と太った「ニホンアカガエル」だった。
戻ってみて驚いた。
カエルの後ろをヤマカガシが追っていた。
しかし何だか様子がおかしい。
近付くと、何とすでにアカガエルを口にくわえていた。
獲物を口にくわえながらもさらに次を求めていたのだろうか?
ここから先は、グロテスクなのでに苦手な方は見ない方が・・・・・・・・。
ヤマカガシに捕食されたアカガエル。
こんなに標高の高い山の中でも、どちらもいるんだなあとちょっと驚き。
近付いても逃げる気配はなく、食べることに専念しているようだ
見ているとあっという間に、飲み込んでしまった。
さぁ、次はどうするのかと興味津々。その時、遠くから車の走る音が聞こえてきた。
これは道の真ん中にいるのはヤバイと路肩に走った。
間もなく車が走り去り、道を見たらカエルもヘビもいなかった。
どちらも無事逃げたようだ。
こんな高いところでも、ちゃんと生きものたちの生存競争が繰り広げられれていることに、まだまだ知らないことが多いなぁと実感したのだった。
2013年8月27日 長野県
無尾目 アカガエル科 ニホンアカガエル
有鱗目 ナミヘビ科 ヤマカガシ CANON EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM