アカハネナガウンカ その2 [その他の虫]
2週間ぶりに帰ってきたら、昼からの雷雨は相変わらずだが、朝夕めっきり過ごしやすくなっていた。
昼は、セミたちの大合唱。ツクツクボウシが夏の終わりを告げているようで少し寂しい。
日が落ちると木上では、セミにとってかわってアオマツムシが盛んに鳴いている。
ことしの夏もあとわずか・・・・(T_T)
ところで前回撮り損ねたエゴヒゲナガゾウムシとアカハネナガウンカを探しに丘陵に出掛けた。
エゴノキの実ははじけたり落ち、残った実にもゾウムシたちは一匹もいない。
あきらめてアカハネナガウンカを探した。
なかなか見つからなかったが、ようやく数匹発見。
やはりだいぶ数は減っているようだ。
草が風で揺れる為、ピント合わせに苦労した。
おかげで太腿がピクピク筋肉痛になりそうだがそれもこの顔を
見れば少しは癒された。
何ともユーモラスでアニメチック!
プラスチックのフィギアのようで流行のユルキャラにもなれそう
な顔である。
白目に黒い瞳が面白さを引き立てる。
これは瞳ではなくカマキリ等と同じ偽瞳孔でこちらを見ているわ
けではないのだが愛嬌を感じさせる。
この角度からの顔はスケベそうに笑っているようで特にお気に入り。
ほんの数ミリの小さな虫だがよく見るとこんなに面白いのかと
気付かされる。
そう虫の世界は面白いのである(^^)/~~~
p.s もっと顔をアップしてとのご希望をいただきましたので上の2枚をトリミングしてみました。
いかがでしょうか(^.^)
アカハネナガウンカ [その他の虫]
自然観撮.org写真展 [カメラ]
このサイトは自然に関する様々な投稿を受け付けるBBSがあり、先日不思議に思った
シリアゲコバチについても質問投稿したサイトだ。
場所は新宿コニカミノルタプラザで8/2~8/12まで開催中。昆虫写真の大家、栗林慧さんや海野和男さん、ここのサイトの管理人湊和夫さんや投稿された方の写真も展示されている。
とにかく被写体と写真がこんなに美しいのか、こんな虫がいるのかと思わず感嘆する内容だ。
もっと写真を勉強しなければとこっ恥ずかしくなった次第である。
新宿東口の出たところの新宿高野ビルの4Fなので近場で行ける方は、時間があれば是非足を運んでいただきたいと思う。また、恵比寿ガーデンプレイスの東京写真美術館では今森光彦さんの「昆虫4億年の旅」も8/17までやっているのではしごもいいかもしれない。こちらも虫好きにはたまらない内容だ。
気合を入れたがからぶった(T_T) [チョウ・ガ]
このところ天気が不安定で、ゲリラ豪雨が関東地方を襲っている。
気温は多少下がって、しのぎやすいのだがもう少し節度のある降り方をして欲しいものだ。
昨日谷戸で、たくさんのムラサキシジミに出会ったが、結局綺麗な紫を撮る事が出来なかったので
リベンジがてら早朝出掛けた。
しかし、昨日見掛けた同じ時間まで粘ったが一匹も見ることが出来なかった(T_T)
今日は朝から蒸し暑くそういったことが影響しているのだろうか?
帰り道、水溜りの出来た道に「スミナガシ」がいた。
先日獣糞を吸水しているところに出会ったがあまりに汚く断念した。
今日はそんな思いも無用で、心地良く撮影できた。
それにしても地味な印象だが濃い緑に蒼が渋くきれいだ。
藍色に近いとも思う。日本的色彩 とってもいい!
こちらは今年初めての遭遇だが「ウスバカゲロウ」。
その昔 「薄馬鹿 下郎」と言われた虫である。
誰が言ったかひどいもんだ!
幼虫は皆さんご存知のアリ地獄。
幼虫は穴を掘り、通りかかって落ちた虫を食するが、成虫はそんな
凶暴さは持ち合わせていない。羽化と共に脱ぎ去ったのだろうか?
便所コオロギとは? [バッタ]
俗称ではあるが、その名は「便所コオロギ」。
つけられた本人は、知らないだろうが何とも可哀想と言うか同情さえしてしまう。
本名はバッタ目 カマドウマ科の「カマドウマ」。この名前もいまいちさえない(T_T)
名前の主はこの虫だ。
洞窟や朽木などに生息している夜行性の虫。
長野県諏訪の清流沿いで撮影したが種類が多く、同定が難しい。
目のところに縞があるのでこれは「コノシタウマ」だろうか?一般的によく見かけるのは斑模様の「マダラカマドウマ」。「カマドウマ」には斑模様がない。
小学生の頃、田舎に帰省し夜トイレに行く時に通った土間にたくさん居たのが初めての出会いであった。
その昔、竈(かまど)周辺で見られ馬のように跳ねる事からついた名前だとか。確かにトイレにも居たかもしれない・・?
羽は無く、立派な足を持っているだけあってその跳躍力は凄まじい!
そういった長所から命名されないのもやはり俗称だから。
俗称「ハネウマ」なんてどうだろうか?まだかっこいいと思うのだが。