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気合を入れたがからぶった(T_T) [チョウ・ガ]

このところ天気が不安定で、ゲリラ豪雨が関東地方を襲っている。
気温は多少下がって、しのぎやすいのだがもう少し節度のある降り方をして欲しいものだ。

昨日谷戸で、たくさんのムラサキシジミに出会ったが、結局綺麗な紫を撮る事が出来なかったので
リベンジがてら早朝出掛けた。
しかし、昨日見掛けた同じ時間まで粘ったが一匹も見ることが出来なかった(T_T)
今日は朝から蒸し暑くそういったことが影響しているのだろうか?

スミナガシ08.05.JPG帰り道、水溜りの出来た道に「スミナガシ」がいた。
先日獣糞を吸水しているところに出会ったがあまりに汚く断念した。
今日はそんな思いも無用で、心地良く撮影できた。

それにしても地味な印象だが濃い緑に蒼が渋くきれいだ。
藍色に近いとも思う。日本的色彩 とってもいい!


ウスバカゲロウ08.05.JPGこちらは今年初めての遭遇だが「ウスバカゲロウ」。
その昔 「薄馬鹿 下郎」と言われた虫である。
誰が言ったかひどいもんだ!
幼虫は皆さんご存知のアリ地獄。
幼虫は穴を掘り、通りかかって落ちた虫を食するが、成虫はそんな
凶暴さは持ち合わせていない。羽化と共に脱ぎ去ったのだろうか?

 


便所コオロギとは? [バッタ]

かわいそうな名前を付けられた虫がいる。
俗称ではあるが、その名は「便所コオロギ」。
つけられた本人は、知らないだろうが何とも可哀想と言うか同情さえしてしまう。
本名はバッタ目 カマドウマ科の「カマドウマ」。この名前もいまいちさえない(T_T)
カマドウマ.JPG名前の主はこの虫だ。
洞窟や朽木などに生息している夜行性の虫。
長野県諏訪の清流沿いで撮影したが種類が多く、同定が難しい。
目のところに縞があるのでこれは「コノシタウマ」だろうか?一般的によく見かけるのは斑模様の「マダラカマドウマ」。「カマドウマ」には斑模様がない。

小学生の頃、田舎に帰省し夜トイレに行く時に通った土間にたくさん居たのが初めての出会いであった。

カマドウマ2.JPGその昔、竈(かまど)周辺で見られ馬のように跳ねる事からついた名前だとか。確かにトイレにも居たかもしれない・・?

羽は無く、立派な足を持っているだけあってその跳躍力は凄まじい!
そういった長所から命名されないのもやはり俗称だから。
俗称「ハネウマ」なんてどうだろうか?まだかっこいいと思うのだが。

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