虫の中でも1.2を争う変な顔 [甲虫]
このタイトルの主は「エゴヒゲナガゾウムシ」である。’我儘’なひげの長いゾウムシではない。ベタ(T_T)
エゴノキの実を生活の場としているゾウムシである。
僕の中でエゴと言えば数年来「EGO-WRAPPIN’」だが知る人ぞ知るか・・・・・。
それは置いといてとにかく変な顔である。
さらにオスとメスの顔が違う。
別名は「ウシズラヒゲナガゾウムシ」
左の写真は下にいるのがオス
右の写真は上がオス。
オスは顔面左右に飛び出した先に目がある。まるで海のシュモクザメ
のよう。何でそんなに離れて飛び出さないといけないのか?
メスも目が離れているが飛び出してはいない。
素人考えでは、とにかく早くメスを探す
為に遠く、周りが見られる位置に目が
あるのではないかと思う。
彼らの行動を見ていると、とにかくメス
を巡ってオス同士が激しく争う。
普段はカクカク面白い動きだがオス同
士出会うとそれは素早く戦うのだ。
近くにエゴノキがあれば是非、実を良く見て欲しい。あなたも変な顔の虫に遭遇できるかも知れない!
写真の被写体が小さく良く見えないと思うので是非実物を!
オニヤンマ [トンボ]
長野県諏訪周辺で出会った虫たちその2 [セミ・カメムシ]
朝方から鳴く虫にセミがいる。
僕は関西出身で関西で夏の朝といえばクマゼミである。シャンシャンシャンと騒々しく目が覚める。
関東ではまず聞かれない。近頃は関西から植樹した木にクマゼミの卵や幼虫がついていて
それが成虫となり鳴き声が聞かれるようだ。
長野県ではどうやらエゾゼミの天下らしい。
白樺の木に止まっている「エゾゼミ」。
クマゼミとほぼ同じくらいに大きい日本最大級のセミである。
鳴き声もギーギーギーと大声だがお世辞にも心地良いとは
言えない!
がようく見てみると容姿はなかなか美しい。
透明な羽を持ち、瞳が赤い。
この赤が印象的である。
ただ比較的高い所に止まって
鳴くので非常に見つけにくい。
もっと姿を見せればファンにな
る人も多いのでは?