なわばりを張るサラサヤンマ [トンボ]
谷戸の小川の上を小型のヤンマが行き来し、時折飛んでいる蚊のような虫を追いかけとらえていた。
腹部上部に三角の斑が特徴的な「サラサヤンマ」のオスだった。
この模様を更紗に見立てて名付けられた。
この小川では毎年、サラサヤンマのヤゴの抜け殻が多く見つかる。
幼虫は、1~3年で成虫になるようだ。
5月7日に小川沿いの木柵で抜け殻を見つけていた。
時折ホバリングするためその時を狙ってシャッターを切ったが、シャッタースピード1/1250でも翅が止まらない。
さらにあげて1/1600でようやく止まった。
タイミングが合えば、もっと低いシャッタースピードでも静止できるのかもしれないがなかなか難しい。
2013年5月7日、27日 東京都
蜻蛉目 ヤンマ科 サラサヤンマ EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM