よく見かけるのに名前を知らなかった ヤマトシギアブ
雑木林で木の幹に近付くと、時折さっと飛んで近くにとまる黒い虫がいる。
黒っぽい翅、止まっていると三角のスタイルで見かけはハエかアブだ。
昔からよく見かけてはいたが、調べる気にもならなかった。
前回紹介したケバエと少し似ていて、気になって調べてみた。
「ヤマトシギアブ」という名だった。
アブの仲間なので、複眼の離れているのがメス、くっついているのがオス。
この個体はくっついているのでオスだ。
木の周りで見かけるので、食べものがそこにあるのか、ここが産卵場所なのか、手持ちの資料やwebでは見つからなかった。
ちょっと不思議なアブだ。
2013年4月22日 東京都
双翅目 シギアブ科 ヤマトシギアブ EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM /MT-24EX