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寄生するものされるもの [自然]

今日も歩いているとあちこちでいもむし、毛虫が目に付いた。
例年に比べて今年は多いような気がするが、気のせいだろうか?

そんな中で、体から繭が突き出ているいもむしをいくつか見つけた。
寄生バチなのかハエなのか、いもむしの体内で育ち成熟して体を食い破って繭を作ったようだ。
いもむしたちの受難0513-1_1.JPG
















こちらは繭を作っている最中のようで、中で幼虫が動いているのがわかった。
まだこの蛾の幼虫たちは生きているようだが、いずれは死んでしまうのだろう。
いもむしたちの受難0513-3_1.JPG
















湿地脇の低い草の葉裏に長い糸でぶら下がった繭を見つけた。
葉をめくると糸の横に死んだ幼虫がいた。
これも幼虫の体内で成長した後、体を出て繭を作ったのだろう。
以前に見つけたホウネンタワラチビアメバチの繭と似ているので、チビアメバチの仲間だと思われる。
繭をよく見ると上の方に黒くなった部分がある。
このハチの繭もさらに寄生されている可能性が高い。
昆虫の世界、恐るべしである!
いもむしたちの受難0513-5_1.JPG
























2013年5月13日 東京都、埼玉県
EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM /MT-24EX


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