SSブログ

申葉虫 [甲虫]

歩くとたくさんの虫に会う季節になった・・・。
との書き出しで先日記事を書いたのだが、気が付いたら消えていた。
夢だったと思ったが、ブログ用に写真をUPしていたのでそうでは無い。
どうやら書き終えて寝てしまったらしいのだが、なぜ消えたのかはわからない・・・。
という事でもう一度。

よく出会う虫の中に、サルハムシという仲間の虫がいる。
猿に似ているのか?とても印象的な名前である。
名前の由来を紐解けば、奈良時代に中国から道教が日本に伝わり発展して庚申信仰が広まった。
この信仰で、庚申さんのお使いとして願掛けや魔除に軒先に吊るされる、まん丸のくくり猿に似ていることから名づけられたそうだ。
このくくり猿はどこにでも見られるものではない。日本三大庚申は大阪市天王寺、京都八坂、東京浅草で、これを信仰していた人が名付けたのか、はたまた三大信仰の地で名付けられたのだろうか?

サルハムシの中でもよく見られるのは、体の色が鳶色なので「トビサルハムシ」。
クリ、クヌギなどが食草だ。
トビサルハムシ0422_1_1.JPG


















サルハムシの中で、個人的に最も美しいと思うのが「アカガネサルハムシ」。
自然光で最も美しい姿が見られるのだが、小さいうえに暗いところにいる場合が多いのでストロボ光での写真となってしまう。ブドウやトサミズキにあつまる。
他にも美しいサルハムシがいるようなので、今年はぜひ探してみたい!
アカガネサルハムシ0513_1.JPG


















2013年4月22日、5月13日 東京都
鞘羽目 ハムシ科 トビサルハムシ、アカガネサルハムシ
EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM /MT-24EX


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。