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丘陵の希少種 カヤコオロギ [バッタ]

以前からいると聞いていたが、なかなか見に行ずようやく今日行ってみた。
草むらを歩くとすぐにピョンと飛び出て来たのが、今や局地的にしか見る事が出来ないという希少種「カヤコオロギ」。
東京都のレッドでは情報不足、埼玉県では絶滅危惧Ⅱ類に指定されている。
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直翅目マツムシ科に属し、体長10mmほどで翅は短く鳴かないコオロギ。
翅が短いので、一見何かの幼虫かと見過ごしてしまう。
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確かに丘陵のどこにでもいるわけでもなさそうで、この場所以外で探しても見つからない。
ここは他の場所と比べても、特に何の変哲もない草はらなのだが何でここにしかいないのだろう?
不思議ではあるがこの種がここにいる以上、種を絶やさない管理をお願いしたい。
と言ってもどうしたらよいものか?
草を刈る時期を考慮するしかないのだろうか?
この草はらには、さらにショウリョウバッタモドキもいる貴重な場所なのだ!
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2011年9月30日 東京都
 直翅目 マツムシ科 カヤコオロギ    CANON EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM /MT-24EX

ムツアカネのメスに出会う [トンボ]

昨年見る事が出来なかったムツアカネのメスを見に行った。
昨年は10月半ばに見に行ってオスばかりだったので、今年はと早めに行ってみた。
やはりコンクリートにはオス。
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木道にもオス。
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探しまわってようやくメスらしいものを見つけたが、ようく見ると未熟なオスのようだった。
胸やお尻がうっすら黒い粉を吹いていた。
こんなふうに木にとまるトンボも珍しいと思ったら、アキアカネも同じようにとまっていた。
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今年も駄目かと帰ろうと、駐車場に向かう途中に色の異なるトンボが飛んだ。
アキアカネかなと思ったが、小さい。
良く見ると、どうやらこれがムツアカネのメスだった。
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交尾個体は確認できなかったが、何とか今年の目標の一つはクリアー出来た。
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2011年9月29日 長野県
 蜻蛉目 トンボ科 ムツアカネ     CANON EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM /MT-24EX


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