安価で最強の直翅目図鑑 [その他]
バッタやコオロギにキリギリスなどの直翅目の昆虫については、充実した図鑑といえば日本直翅類学会監修、北海道大学出版会発行の「バッタ・コオロギ・キリギリス大図鑑」という高価なものしかなかった。
近年キリギリスが東と西で分けられたり、ヤブキリもその鳴き声と生息場所で細分化され、樹上生活をしているササキリモドキ類について記載のある図鑑は上述のものくらいだろう。
そんな中、バッタ・コオロギ・キリギリス大図鑑をベースにした「バッタ・コオロギ・キリギリス生態図鑑」が8月に発刊された。持ち歩けるコンパクトサイズで、様々な種の生態写真がふんだんに盛り込まれ、鳴き声のCDも付いてなんと2600円という手ごろなお値段。
早速購入して同定に利用している。
直翅類に興味のある方には、喉から手が出る一冊である。
近年キリギリスが東と西で分けられたり、ヤブキリもその鳴き声と生息場所で細分化され、樹上生活をしているササキリモドキ類について記載のある図鑑は上述のものくらいだろう。
そんな中、バッタ・コオロギ・キリギリス大図鑑をベースにした「バッタ・コオロギ・キリギリス生態図鑑」が8月に発刊された。持ち歩けるコンパクトサイズで、様々な種の生態写真がふんだんに盛り込まれ、鳴き声のCDも付いてなんと2600円という手ごろなお値段。
早速購入して同定に利用している。
直翅類に興味のある方には、喉から手が出る一冊である。
どちらもそれでいいの? オオカマキリ [その他の虫]
十五夜も終わりいよいよ秋と思いきやまだ残暑が続いている。
来週からは涼しくなるとの予報。そう願いたい。
丘陵では、ススキやエノコログサなどすっかり秋景色。
草はらのあちこちでカマキリの姿が目に付く。
今年初めて見る「コカマキリ」。
足元の草はらに飛んできて見事に着地し葉の裏に隠れた。
鎌の裏側の紫いろの斑が目印。
草の陰から「オオカマキリ」がこちらを見ていた。
よく見ると下にも顔が二つ、心霊写真か?何?
横に回ってみると、何とメスのカマキリにオス2頭が掴まっていたのだった。
ほぼ同じ大きさのオスが同じ位置にいるのが面白く滑稽だ。
オスたちは何故このメスをめぐって争わないのだろうか?
また、メスは2頭を背中にのっけて気にならないのだろうか?
今まで何度もカマキリを見ているが、こんな面白い光景は初めてだ。
メスは産卵間近なるとオスを食べてしまう事があるが、このオスたちもメスの餌食になってしまうのかもしれない。
2011年9月15日 東京都
蟷螂目 カマキリ科 コカマキリ、オオカマキリ CANON EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM /MT-24EX