小さなカメムシ カスミカメの仲間 [セミ・カメムシ]
カメムシ目カスミカメムシ科で、様々な生態を持ち、たくさんの種がいる。単眼がないのが特徴。
この事で、以前はメクラカメムシと称されていたらしい。
昨年11月末に、枯れ葉の上で見つけた。
その形からカスミカメムシの仲間だろうと思い調べると、似ていたのが「ミイロカスミカメ」。
大きさは5mm前後だったか。
とにかく小さく、撮影するのに難儀した。
困った時のマエムキダマシ [セミ・カメムシ]
今日は、久しぶりに暖かい一日。
今まで通りダウンジャケットを着て歩くと、汗ばんでしまった。
あるものを探していたのだが、見つからずじまい。
なかなか手ごわいものだ。冬が終わるまでに見つけられるか・・・・?
暖かい割には、ほとんど虫たちには出合えず。
こんな時は、ヤツデの葉の裏をめくってみよう!
きっと出会えるマエムキダマシこと「クロスジホソサジヨコバイ」。
2つ目のヤツデの株で、ようやく一匹見つける事が出来た。
この虫を撮影するのも、一年ぶりか。
昨年は1月12日に記事にしていたので、やはりほぼ同じ時期の登場だ。
今日見つけたのは、背中のオレンジの筋が明瞭な個体。
いつもは、カメラを向けるとササッと逃げるのだが、こいつは全く動じることなく、身動き一つしない。
何とも撮影しやすく、ありがたい。
とても面白い虫、もう少し大きければ観察しやすいのだが、このサイズでは虫めがねが必要になる。
いつも見る時は一人だが、近いうちに初めて見る人に、「どっちが頭だ?」と問うてみたい(^.^)
梅咲く [季節]
めでたいハラビロカマキリの卵しょう [その他の虫]
枝先に注目して歩く [季節]
冬のこの時期、落葉樹はすっかり葉を落とし樹形が良くわかる。
樹勢が強いものはすっと枝を伸ばし、弱い者はそれを避けて陽の光が届くところに曲がりくねって枝を伸ばす。
木の根元に立って、見上げればそういったそれぞれの木の競争を見ることができておもしろい!
そうして木の枝や枝先を見ていると、色々なものが見つかるものだ。
クワの木で落ちずに残っている葉は、クワコの幼虫が葉を枝に縛ってそこでまゆを作ったもの。
容易に見つける事が出来る。
クワコは蛾の一種で、蚕の原種だ。
梅の枝先では、イラガのまゆ。
まゆの模様は人の指紋のように個体ごとに異なる。
撮影したり、スケッチしたりしてコレクションするのも面白い!
一方で、何やら変なものが・・・・・・。
モズのはやにえ。
左はヘビの子供?
右はミミズだ。
梅の蕾も膨らんで、今にも開花しそうな蕾もあった。
春が待ち遠しい!!
甘い香りに誘われて、たどり着いたのは蝋梅。
黄色い花が間もなく満開に。
高い梢には、金色のオブジェ、ヤマノイモの実。
すでに種は飛んで落ちただろうが、鞘だけは残っていた。
栗の木にも残っている葉があった。
良く見ると、葉の裏側にはあみあみのまゆ。
クスサンのまゆ スカシダワラだ。
秋に羽化するので、今の時期のものは成虫が出た後の抜け殻。
葉の落ちた真冬の雑木林も、意外と楽しい・・・・!