真冬のモンキチョウ [チョウ・ガ]
北風の強い一日だったが、風がないと汗ばむような日差しで暖かい。
風が遮られた一角で、ホトケノザがかたまって咲いていた。
近くでは、タンポポで吸蜜する「モンキチョウ」を見つけた。
モンキチョウは古くからオツネンチョウと呼ばれてきたらしいが、これは誤りで、越冬態は幼虫のようだ。
しかし今の時期見られるのは、どういうことなのだろうか?
あたりを見渡すと、数匹が飛んでいた。
翅の色の黄色い♂が多い中、一頭だけ白い♀がいた。
とまるのを待って、そっと近寄るが敏感ですぐに飛んでしまう。
斜面をあがったり降りたりしながらようやく撮影できた。
数枚撮影すると、また飛び立って、かなり離れた斜面にとまった。
すると近くを飛んでいた♂が寄って来て、あっという間に交尾成立。
とにかく敏感で、交尾をしてもすぐに飛んで行ってしまう。
種の飛んだススキの穂に移動。
いくら暖かいとはいえ、まだ1月の終わり。
交尾までしてしまうとは・・・。
このカップルには早くも春が訪れたようだ!!