ハイイロチュウヒ [鳥]
今日は、朝から職場の仲間と我家から下道で3時間ほどのところへハイイロチュウヒとコミミズクを見に行った。
普段マクロな虫ばかり見ているので、たまには遠出して広大な景色の中で猛禽などを見るのもよいかと!
現地でまず出迎えてくれたのは、ジョウビタキ♂とアカゲラだった。
ともに遠くて写真は撮れず。なんせ手持ちのレンズは200mm×1.4=280mmなのでよほど近くに来てくれないと難しいのだ。
道路沿いのセイタカアワダチソウで種を啄む「ベニマシコ」の♂がいた。
今シーズン初めて見た。
狭山丘陵でも見られるが、今年は♂が少ないと聞いていた。
とりあえずラッキー!
ヨシ原でノスリ、コチョウゲンボウ、チュウヒが見られたが何せ遠くて写せない。
さらに鳥見なのに双眼鏡を忘れ、何しに来たのか?と自問自答である。
カワラヒワの大群が、餌を啄んでいて近づくと一斉に飛び立った。
これだけいれば壮観である。
写せないのも癪に触るので、少しでも近くで撮ってやろうと一人ヨシ原に入ったものの一向に猛禽は現れず。
遠くに、刈ったヨシを積んだトラックが一台。
その前にツグミが現れたので、とりあえずの一枚。
遠くで仲間が呼ぶので戻ってみると、今ハイチュウが出たとの事。
すでにヨシ原に降りて見られなかった(T_T)
場所を変えながらも待ちの状態が続いたが、ハイチュウは現れずいよいよ日が傾いてきた。
V字の隊列を組んだカモか川鵜か?上空を飛んで行った。
お月様もこんにちはである。
そんな折、ようやく待望のハイチュウの♀が上空から目の前のヨシ原に降り立った。
その後数羽の♀を見る事が出来た。
みなねぐらに帰るのだとか。
もう終わりかと思った頃、上空をハイチュウの♂が飛んでヨシ原に消えた。
あたりが暗く、シャッタースピードを稼ぐためISO800にしたので画像が粗くなったがとりあえず証拠写真程度にはなっただろう。
結局、♀5~6羽、♂1羽を見る事が出来た。
残念ながらコミミズクは見られなかったが、多くの鳥を見ることが出来て、有意義で満足な一日であった。