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湿地のコオロギ ヤチスズ [バッタ]

歩いていると先に書いたエゾスズとは異なる種も飛び出してきた。
ヤチスズ1117.JPG


















シバスズかと思ったがちょっと雰囲気が違うようだ。
色、模様はそっくりだが、シバスズは尾肢より産卵管のほうが長い。
この個体は、尾肢より産卵管のほうが短いので「ヤチスズ」と思われる。
ヒバリモドキ科スズの仲間は同定がなかなか厄介である。
ヤチスズ1117-1.JPG


















2014年11月17日 東京都
バッタ目ヒバリモドキ科 ヤチスズ      CANON EOS70D,EF100mm F2.8L IS USM内蔵ストロボ

湿地のコオロギ エゾスズ [バッタ]

湿地の植物、コブナグサやミゾソバなどが色変わりして、湿地の中だけ草紅葉。
草紅葉というには、少し色が足りないだろうか。
北狭山谷1117.JPG


















ヘリを歩くと、下草から小さなコオロギがたくさん出てきては逃げていく。
かなり靴で踏んでいるだろうが大丈夫かと心配するほど。
その大きさは1cmにも満たないため、写真を撮って拡大しないと老眼の目には全く詳細がわからない。
エゾスズ1117-1.JPG


















見たことのないコオロギなので、調べると一番近いのが「エゾスズ」。
コオロギといってもエンマコオロギなどのコオロギ科ではなく、クサヒバリやカネタタキと同じヒバリモドキ科に属する。
似たものにヒメスズというのがいて小顎髭(口ひげ)が白いのだが、この種は白くないのでこれとは異なる。
エゾスズ1117.JPG


















図鑑には幼虫越冬で春に成虫とあるのでこの時期にまだ成虫というのも気にはなったが、幼虫もいた。
年に数化するのだろうか?
コオロギの仲間は今まであまり見てこなかったので、まだ知らない種がたくさんいそうだ。
エゾスズ1117-2.JPG


















2014年11月17日 東京都
バッタ目ヒバリモドキ科 エゾスズ   CANON EOS70D,EF100mm F2.8L IS USM内蔵ストロボ


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