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今年も落ち葉の神経衰弱 オオムラサキ [チョウ・ガ]

クヌギの葉っぱ、大分落ちてしまったがまだしっかり枝についている、きれいなので撮ってみた。
クヌギ1127.JPG


















エノキの葉もほとんど落ちていたので、木の根元で葉っぱの神経衰弱をしてみた。
数枚めくって出てきたのは、「オオムラサキ」の幼虫。
オオムラサキ1127-0.JPG


















見られたことにほっと一息。
立て続けに別の個体も。今度はちょっと白っぽい。
オオムラサキ1127.JPG


















このエノキの根元は少し盛り上がっていて、冬の間に落ち葉が風で飛ばされてしまうこともある。
何とか春まで飛ばされないよう願いながら、元の場所に戻しておいた。
例年見られるゴマダラチョウやアカボシゴマダラは見つからなかったのは意外だった。
オオムラサキ1127-1.JPG


















2014年11月27日 東京都
ブナ目ブナ科 クヌギ
チョウ目タテハチョウ科 オオムラサキ
 EOS70D,EF100mm F2.8L IS USM/内蔵ストロボ


見落としていた ミヤマセセリ幼虫 [チョウ・ガ]

1週間ほど前から、撮りためている写真の整理をしているのだが、これがなかなか進まない。
種別にフォルダに整理しているため、わからない種はその都度図鑑を引いて調べているからだ。

先日、2013年9月18日に撮影したものを分別していて不明幼虫があったが、時間がなく不明種フォルダに
いったん入れていた。
ミヤマセセリ0918.JPG


















今日別件で何気に幼虫図鑑を見ていてどんぴしゃのものを見つけた。
何と「ミヤマセセリ」だった。
成虫は毎春見られるものの、いったいどんな幼虫なのか見たことがないので気になっていたチョウだ。
ダイミョウセセリと色違いのうり二つなので、セセリチョウ科ではないかとは思っていたのだが当たりだった。

さて、他にも不明種から思いがけないものが見つかるか、これからもちょっと楽しみだ。
ミヤマセセリ幼虫.JPG


















2013年9月18日 東京都
チョウ目セセリチョウ科 ミヤマセセリ    CANON EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM/MT-24X


ひなたぼっこ オオアオイトトンボ [トンボ]

雑木林全体が色付いてきた。
シックな大人の赤はオトコヨウゾメ。
葉の陰で日の当たらないところは薄い黄緑なのが面白い。
オトコヨウゾメ1127.JPG


















木を登る赤い葉はツタ。
ツタ1127.JPG



























炎のようなオレンジ色はウメモドキ。
ピンクの小さな花、赤い実、黄葉と3度楽しめる。
ウメモドキ1127.JPG


















足元にトンボが飛んできてとまった。
さてどこにいるか?
オオアオイトトンボ1127.JPG


















夏の間には、まず地面にとまった姿は見たことがない「オオアオイトトンボ」。
やはり地面の上が温かいのだろうなぁ。
オオアオイトトンボ1127-1.JPG


















2014年11月27日 東京都
マツムシソウ目スイカズラ科 オトコヨウゾメ
ブドウ目ブドウ科 ツタ
モチノキ目モチノキ科 ウメモドキ
トンボ目アオイトトンボ科 オオアオイトトンボ  CANON EOS50D EF8-10mm F4LフィッシュアイUSM、EOS70D,EF100mm F2.8L IS USM

昆虫糸状病原菌に侵されたキボシカミキリ [甲虫]

虫が少なくなる中、目を皿のように探していたらクワの幹で白っぽいカミキリムシを見つけた。
パッと見て種はわからなかったが、明らかに昆虫糸状病原菌 ボーベリアに侵され死んでいることは見て取れた。
キボシカミキリ1127.JPG


















クワにいるのだから、クワカミキリかキボシカミキリだ。
体の色と背中にある斑を見ると「キボシカミキリ」。
生きている時は斑が黄色いが、死ぬと白くなるようだ。
シロスジカミキリとは逆だな。
キボシカミキリ1127-1.JPG



























まだ、触角も欠けていないきれいな体から、死んでさほど立っていないのかもしれない。
この木では昨年も菌に侵されたキボシカミキリを見ている。
キボシカミキリは寒さに強いのか、12月になっても見られることが多いが、菌に侵されてはそうもいかない。
厳しい世界だ。
キボシカミキリ1127-2.JPG


















2014年11月27日 東京都
コウチュウ目カミキリムシ科 キボシカミキリ  EOS70D,EF100mm F2.8L IS USM/内蔵ストロボ

飛び始めたクロスジフユエダシャク [チョウ・ガ]

雑木林の園路では、たくさんの落ち葉が敷き詰められ、歩くとサクサクと心地よい音が響いていた。
見上げれば、おそらく今が一番きれいでは?と思うほどの美しさにうっとり!
秋色1127.JPG


















そんな足元の落ち葉の上を白っぽいものがひらひらと飛び始めた。
初冬の風物詩、冬に現れるガ、フユシャクの仲間の「クロスジフユエダシャク」だ。
10日ほど前にはじめて見たが、いよいよ数が増えてきたようだ。
クロスジフユエダシャク1127.JPG


















いよいよフユシャクの季節がやって来た。
フユシャクは外敵の少ない冬に現れ、メスはを退化させ寒さを凌ぎ、子孫を残すことに特化している。
今シーズンはまだメスを確認していないが、間もなくだろう。
クロスジフユエダシャク1127-1.JPG


















2014年11月27日 東京都
チョウ目シャクガ科 クロスジフユエダシャク  
CANON EOS50D EF8-10mm F4LフィッシュアイUSM、EOS70D,EF100mm F2.8L IS USM/内蔵ストロボ


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