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昆虫糸状病原菌に侵されたキボシカミキリ [甲虫]

虫が少なくなる中、目を皿のように探していたらクワの幹で白っぽいカミキリムシを見つけた。
パッと見て種はわからなかったが、明らかに昆虫糸状病原菌 ボーベリアに侵され死んでいることは見て取れた。
キボシカミキリ1127.JPG


















クワにいるのだから、クワカミキリかキボシカミキリだ。
体の色と背中にある斑を見ると「キボシカミキリ」。
生きている時は斑が黄色いが、死ぬと白くなるようだ。
シロスジカミキリとは逆だな。
キボシカミキリ1127-1.JPG



























まだ、触角も欠けていないきれいな体から、死んでさほど立っていないのかもしれない。
この木では昨年も菌に侵されたキボシカミキリを見ている。
キボシカミキリは寒さに強いのか、12月になっても見られることが多いが、菌に侵されてはそうもいかない。
厳しい世界だ。
キボシカミキリ1127-2.JPG


















2014年11月27日 東京都
コウチュウ目カミキリムシ科 キボシカミキリ  EOS70D,EF100mm F2.8L IS USM/内蔵ストロボ

飛び始めたクロスジフユエダシャク [チョウ・ガ]

雑木林の園路では、たくさんの落ち葉が敷き詰められ、歩くとサクサクと心地よい音が響いていた。
見上げれば、おそらく今が一番きれいでは?と思うほどの美しさにうっとり!
秋色1127.JPG


















そんな足元の落ち葉の上を白っぽいものがひらひらと飛び始めた。
初冬の風物詩、冬に現れるガ、フユシャクの仲間の「クロスジフユエダシャク」だ。
10日ほど前にはじめて見たが、いよいよ数が増えてきたようだ。
クロスジフユエダシャク1127.JPG


















いよいよフユシャクの季節がやって来た。
フユシャクは外敵の少ない冬に現れ、メスはを退化させ寒さを凌ぎ、子孫を残すことに特化している。
今シーズンはまだメスを確認していないが、間もなくだろう。
クロスジフユエダシャク1127-1.JPG


















2014年11月27日 東京都
チョウ目シャクガ科 クロスジフユエダシャク  
CANON EOS50D EF8-10mm F4LフィッシュアイUSM、EOS70D,EF100mm F2.8L IS USM/内蔵ストロボ


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