湿地のオカメ [バッタ]
先に書いたエゾスズやヤチスズより大きなコオロギが足元から飛び出した。
fieldで見られるバッタの仲間はおおむねわかっているつもりだが、コオロギの仲間はミツカドコオロギのオス以外は識別できないでいる。
ツヅレサセ、モリオカメ、ハラオカメあたりだろうか?
識別できるようになるのが、これからの課題だ。
バッタ・コオロギ・キリギリス生態図鑑で調べると、どうもオカメコオロギの仲間に違いない。
このあたりで見られるであろう種としてモリオカメ、ハラオカメ、タンボオカメがいる。
モリオカメは前翅が長く腹が赤みを帯びる、ハラオカメは前翅が短く腹は白い、タンボオカメは体が黒っぽく腹は赤黒いとの記述がある。
この記述と写真から、モリオカメかタンボオカメと思われるがどちらか決定的な判断はできなかった。
名前につくオカメとはWikipediaによると、「古くから存在する日本の面(仮面)の一つである。丸顔、鼻が低く、額は広く、頬が丸く豊かに張り出した(頬高)特徴をもつ女性の仮面」だそうだ。
身近では、関西人なら誰でも知ってるオタフクソースのあのマーク。
この顔とオタフクが似ているのか?
僕には似ているとは思えないのだが、昔の人にはオカメに見えたのだろう・・・。
2014年11月17日 東京都
バッタ目コオロギ科 オカメコオロギ.sp CANON EOS70D,EF100mm F2.8L IS USM内蔵ストロボ