Blog移設のお知らせ [その他]
いつもHirokou's Field Notesをご覧いただきありがとうございます。
この度、プロバイダーの使用領域が限度となったため、新たに「Hirokou's Field Notes2」として下記に移設いたしました。
今まで通り、日々の観察を更新していきたいと思いますので、変わらずご訪問いただけますようよろしくお願いいたします。
Hirokou's Field Notes2 http://hirokou2.blog.so-net.ne.jp/
里山の鳥 モズ [鳥]
この秋もあちこちでモズの高鳴きが聞かれたが、何時もの年より個体数が少ないように感じた。
まぁ、数えてないので感覚だ。
この日も谷戸の湿地周りで縄張りを張るオスがいた。
100mmマクロで撮ってこれが限界トリミング。
逆光で光を浴びた逆立つ羽がいい感じ!
湿地脇の枝で見つけた、カエルのはやにえ。
いったいいつからあるのかわからないが、かなり前からあるのだろう。
他にももう一つ、カエルがあった。
カエルの種も不明だが、この場所でこのサイズならシュレーゲルアオガエルの可能性が高いかな。
それにしても見事な干からびよう。
さて、これを食べるのか?
兵庫県の伊丹市昆虫館でプチ展示「モズのはやにえ」開催中!
来週見に行く予定。はやにえ200点の実物と写真は楽しみだ。
2014年12月5日 東京都
スズメ目モズ科 モズ EOS70D,EF100mm F2.8L IS USM
フユシャク探索 [チョウ・ガ]
昨晩、久しぶりに近隣の公園にフユシャクを探しに出かけてみた。
期待は、チャバネフユエダシャクのメスと交尾だったのだが、飛んでいるオスを2頭確認したもののそれ以外は全く見られなかった。
サクラの幹で翅が傷んだ「チャエダシャク」がいた。
その後も主にサクラの幹を見て歩いたが、全く見つけることができない。
これは今日はダメかと思った最後の数本目で、ようやく見つけた「クロオビフユナミシャク※」のオス。
3mほどの幹を登っていたのをちょっと下へ降りてもらった。
幾枚か撮った後、再び幹へ戻した。
当たりを探せどメスは見当たらず。
残念ながらこの晩のフユシャクの成果は、この1頭のみ。
気温、月の明かり、時間、もう少し見られると思ったが何が悪かったのか?
また、日を改めて出直しだ。
※一寸野虫さんからご連絡いただき修正いたしました。ありがとうございました。
2014年12月7日 東京都
チョウ目シャクガ科 チャエダシャク、クロオビフユナミシャク※
EOS70D,EF100mm F2.8L IS内部ストロボ/430EXⅡ
コミミズクの裏表 [セミ・カメムシ]
小野路の里山 [自然]
昆虫写真家の新開孝さん、中瀬潤さん、森上信夫さん、鈴木知之さん、ライター、デザイナーの方々とご一緒させていただいた。
自然が色濃く残る初冬の里山、青空が広がり虫探しにはもってこいの天候だった。
田んぼの脇を歩くとアキアカネやマユタテアカネが日光浴をしていた。
坂道を登ったところにあった小屋に立てかけてあった板をめくるとそこには「ニホンヤモリ」の集団、4頭の大人と3頭の子供たちがいた。
もたもたしていたら2頭しか撮影できなかった。
園路の脇のシダにとまるクロスジフユエダシャクを撮影する鈴木さん。
撮影術を教えていただいた。
歩いているとところどころに落ちていたホオノキの葉。
大きくてきれいなので透過光の葉を撮影中。
小さな祠の横でぽかぽかお昼。
腹ごなしの一服中に鈴木さんが見つけた朽木の下の「カブトムシ」の幼虫。
隣にあった朽木をひっくり返して森上さんが見つけたイシノミ。
鈴木さんによると「オカジマイシノミ」だそうだ。
雑木林の木々を探索しながら歩いていて見つかった緑色型の「コミミズク」の幼虫。
隣り合った枝に2頭いた。
隙間なくぴったりと枝に同化している姿は見事としか言いようがない。
同じコナラの幹では、「クヌギカメムシ」が産卵中。
気門が黒いのでご本家クヌギカメムシのようだ。
冬の定番、「キノカワガ」も見つかった。
これでまた一つコレクションが増えて良かった。
この後、天候が急変し雲とともに雨が降りだしそこで撤退。
さすが、プロのみなさんの目のお蔭でいろいろな虫と出会うことができた。
小野路の里山、また季節を変えて訪れたい場所だった。
2014年12月6日 東京都
有鱗目ヤモリ科 ニホンヤモリ
コウチュウ目コガネムシ科 カブトムシ
イシノミ目イシノミ科 オカジマイシノミ
カメムシ目ミミズク科 コミミズク
カメムシ目クヌギカメムシ科 クヌギカメムシ
チョウ目コブガ科 キノカワガ
CANON EOS50D EF8-10mm F4LフィッシュアイUSM、EOS70D,EF100mm F2.8L IS内部ストロボ