コカマキリ 見っけ! [その他の虫]
草はらに行くと、何時も何かいないかなぁとしゃがんであたりを見回してみる。
低い目線で見渡すと、立っていると見えないものが見えてくる。
きっと、子供たちもこんな風に見えているのだろうなぁと思う。
だから、子供は虫探しの名人!
足元で目が合ったのは「コカマキリ」。
あまりに近すぎてちょっとびっくり。
踏まなくてよかった・・・。
仕事中に出会ってもあまりかまっていられないので、じっくり見るのは久しぶり。
前脚の鎌の紫、白、黒のコントラストが特徴だ。
掴んで鎌で引っかかれても、オオカマキリほど痛くはないのでつい遊んでしまう。
逃げるお尻に白いものが。
すでに産卵したのだろう。
まだお腹が少し膨らんでいるので、あと1回産むだろうか。
2014年10月7日 東京都
カマキリ目カマキリ科 コカマキリ CANON EOS70D,EF100mm F2.8L IS USM
伊丹市昆虫館 「モズのはやにえ」展開催! [その他]
里山も稲の穂が実り、赤とんぼも乱舞。
高い木の梢では、キキツ♪という縄張りを誇示するモズの鋭い高鳴きが秋を告げています。
そんな里山の鳥モズの不思議な生態「はやにえ」を特集したプチ展示「モズのはやにえ」が、兵庫県伊丹市にある伊丹市昆虫館で10月3日~2015年1月19日まで開催されます。
モズの不思議な習性「はやにえ」に焦点を当て、モズという鳥について深く掘り下げた展示です。
特に、実物と写真で見せるはやにえ200点は他に例を見ない必見です。
どんな生き物たちがはやにえになっているのか?
とても興味深いです!
私の写真も数点展示いただいております。
この秋、モズのはやにえの秘密を探ってみませんか?
伊丹市昆虫館 http://www.itakon.com/
ようやくやってきたアキアカネたち! [季節]
湿地のビオトープ。
高さ3mはあろうか、タカアザミが今年も見上げる花を咲かせていた。
下向きに咲く花は、チョウよりハチやアブが好む。
ミゾソバも満開見頃。
ピンクがかった花が多い中、白い花は目立つなぁ。
水辺にはたくさんのカエルたち。
何と微笑ましい!と思ってはいけないのだ。
シュレやアカガエルならいいが、これらはすべて今年陸に上がった外来種ウシガエルの一年生。
彼らに罪はないが、谷戸全体での一年生の数、ちょっといやかなり困った。
夏から見られた「マユタテアカネ」。
翅がかなり傷んだメス。もう卵は産んだだろうか?
ようやく、アキアカネたちが山から下りてきた。
ビオトープ上空には色付いたおびただしい数のアキアカネたちが飛び交う。
ここ数年の夏季の渇水で心配していたが、大丈夫そう。
いよいよ秋本番だ!
2014年9月29日 東京都
キク目キク科 タカアザミ
タデ目タデ科 ミゾソバ
カエル目アカガエル科 ウシガエル
トンボ目トンボ科 マユタテアカネ、アキアカネ
初見のバッタ [バッタ]
昨日、埼玉県中部で出会ったバッタ。
丘陵でもよく見られる「クルマバッタモドキ」。
「モドキ」 誰がこの語を作り出したのか?
モドキを調べると、批判や非難などを意味する動詞「もどく」の名詞形だそうだ。
似ているものを名付けるには楽な言葉だが、名付けられたものは似ているものの影というイメージがぬぐえない。
さてこちらは、ご本家「クルマバッタ」。
比べるとさすがに威風堂々、かっこいいが、名にクルマバッタと付くから比較されるのだろう。
クルマバッタは埼玉県では準絶滅危惧だが、近年その生息地が拡大しているようだ。
この日、初見のバッタ。
大きさはツチイナゴほどあるが、目の下に涙模様がない。
帰って調べると、「セグロイナゴ」、別名「セグロバッタ」。
目の縦筋模様が特徴のようだ。
埼玉県では準絶滅危惧だ。
8月に宮崎に行った際に、海岸で見たバッタ。
この種も見たことがなかったが、「マダラバッタ」のようだ。
セグロイナゴと同様に、狭山丘陵では見たことがない。
まだまだ、学ばなければ!
2014年8月24日宮崎県、9月30日埼玉県
バッタ目バッタ科 クルマバッタモドキ、クルマバッタ、セグロイナゴ、マダラバッタ
CANON EOS70D,EF100mm F2.8L IS USM/MT-24X /430EXⅡ