凄いぞ!キノカワガ [チョウ・ガ]
すっかり虫たちが少なくなるこの季節のターゲットの一つが「キノカワガ」だ。
今シーズンは、MyFieldでなかなか姿が見られないので、埼玉県の中央部の公園に足を運んだ。
自然観察指導員の方とたまたま出会って、いる場所を教えてもらった。
教えてもらったコナラの雑木林で探すとすぐに見つかった。
さて、どこにいるかわかるだろうか?
さすが雑木林の忍者!
翅の一部が樹皮に溶け込んでいるように見える。
近くで見ても凄いカムフラージュだ。
成虫で越冬する蛾の仲間で、カキノキ科のカキやマメガキが幼虫の食樹。
近くのシデの木にももう一頭。
こちらは幹の模様が淡白なので比較的見つけやすい。
いつも感心させられるのは、幹の中でも自分の翅の色や模様にそっくりの部分にとまっていること。
なぜ自分の翅の色や模様に似ている場所がわかるのか?
毎年思うことだが、やっぱり「キノカワガは凄い!」の一言に尽きる!!
2012年1月8日 埼玉県
鱗翅目 コブガ科 キノカワガ CANON EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM