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真冬の蛍? [その他の虫]

午前中は昨日ほどではないが風が強かったが、午後からはおさまり日差しが暖かかった。
昼から買い物に行ったついでに、谷戸のフユシャクSPOT シデの木と柵を見に立ち寄った。
しかし、今日は残念ながら一頭もいない。

谷戸をぐるりと回って戻ってきたら、この木を見ているTさんがいた。
今日はいませんねぇなどと話をしていたらTさんがかなり上の枝に「チャバネフユエダシャク」のメスを見つけてくれた。ゴミかもと言っていたが撮影したモニターを拡大したら間違いなかった。
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湿地脇の林縁でササの上を飛ぶ黒っぽい虫を見つけた。
この時期に、この環境で飛んでいるものといえばあの虫。
真冬の蛍 「ホタルトビケラ」。
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蛍とは全く関係がないが、頭と翅が黒く胸が赤いので蛍に似ているトビケラということでこの名がある。
ホタルガと同じ命名だ。
幼虫時代は砂や砂利の蓑をまとい水中で生活し、陸上で蛹化し秋から初冬に現れる。
ササの葉をしきりになめていたのは、水分を補給していたのか?それとも付着していた何かを舐めていたのだろうか?
翅の色が薄いので、同じ科に属する別種か調べてみた。
似たものにトビイロトビケラなどがいるが、足も黒いのでホタルトビケラでよいのではという結論。
この仲間もなかなか難しい・・・。
hotarutobikera0103_1_1.JPG
















一枚目の写真でフユシャクはどこ?とのご意見をいただきましたのでUPの写真を載せておきます。
IMG_7725_1.JPG

















2012年1月3日 東京都
トビケラ目 エグリトビケラ科 ホタルトビケラ   
CANON EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM


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