アオモンツノカメムシ [セミ・カメムシ]
そろそろツチイナゴの幼虫が目につくようになってきた。
例年、虫に占領される木に、その正体を確認しに行った。
その名は「アオモンツノカメムシ」。
背中のXが特徴だ。今年は少ない・・。
中にはモンキツノカメムシなども混じっていたようだ。
初めて見たナンバンギセル [植物]
レンジャーの方から、ある谷戸で「ナンバンギセル」が咲いているとの情報をいただいた。
以前から一度見てみたいと思っていたので、早速出向いた。
ハマウツボ科ナンバンギセル属で、漢字で書くと「南蛮煙管」と書く。
全体の形がマドロスパイプに似ているので、この名がついたそうな。今の人たちにはマドロスパイプと言ってもどんなものやらと思うのではないか。
頭を垂れて物思いにふけっている姿にも見えるので、その昔はオモイグサとも呼ばれたらしい。
葉緑素を全く持たず、ススキやチガヤなどの根に寄生する植物だ。
ススキの根元でだいぶ前から咲いていたらしいが、ほとんど咲き終わっていたものの少し残っていてラッキーだった。
近くでは「ツバメシジミ」が交尾中だった。
久しぶりに見たような気がした。