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ナミアゲハの吸水 [チョウ・ガ]

ナミアゲハ4-06.23.JPG丘陵を車で移動していた時に、住宅街の駐車場の砂利に2匹の「ナミアゲハ」が降り立っているのが見えた。
すかさず車を止めて、カメラを構えたが、たまたま後から車が通り飛び立ってしまった。
しかし少し待っていると、一頭が舞い戻り再び砂利で吸水を始めた。



ナミアゲハ3-06.2306.23.JPG夏型の新しい成虫のようで、クリーム色の地色に黒のラインとオレンジと青のアクセントが、アゲハってこんなに綺麗だっけと思うくらい美しかった!





ナミアゲハ1-06.23.JPGそのうちもう1頭も戻ってきて、2頭で並んでくれた。
住宅街の中で、こんな光景を見るのは久しぶりで、這いつくばって撮っていると近くの住人が出てきて何かと問うので、アゲハチョウを撮っていると話すとこんなところで蝶が何をしているのかと不思議がっていた。



ナミアゲハ2-06.23.JPG後から撮った写真を見て、広角・魚眼で周りの景色も写しこんでおけば良かったと思うのであった。


ルリボシカミキリの羽脱 ~埼玉県中央部 [甲虫]

ルリボシ1.JPG先日朝、ルリボシカミキリが良く見られる材を見ていると、偶然にも頭を出してもがいている個体を見つけた。

カミキリムシの仲間の幼虫は、鉄砲虫と呼ばれ卵を産み付けられた材を食べながら育ち、木の中で蛹になり、羽化して成虫が材を食い破って出てくるのだ。

(写真:RICOH CaplioR7)

ルリボシ2.JPGルリボシカミキリも同じようにこのクワの材の中で育ち、蛹から羽化して今まさに出ようとしている。羽化して材から脱出するので羽脱というのだろうか?




上、左 8:05

ルリボシ3.JPG見ていると穴から体がなかなか抜けず、かなりもがいている。






8:08

ルリボシ4.JPG首を左右に振ったり、穴の奥に少し戻ってまた出てきたり、前足を踏ん張って苦悩している?のが手に取るようにわかった。





8:11

ルリボシ5.JPG反対からストロボを当てて撮影。
頭をのけぞって抜けようとするが抜けない。
ただ見ていると少しずつ体が抜け出てきている。

時間の都合で、残念ながらここまでしか観察は出来なかった。


8:22

ルリボシ6.JPGその後、少しして様子を見に行ったら、無事羽脱して材の根元でじっとしていた。
カメラを構えて撮影しようとすると、勢い良く走り出し飛び立ってしまった。
走り逃げるのを追っかけ撮影したら、やはりブレブレだった^^;


8:38



ルリボシ7.JPG抜けた穴。それにしてもよく自分の体のサイズに合った穴を開けられるものだと感心しきりだ。
抜け出すのに恐らく20分前後かかったと推測するが、この時が最も危険なときかもしれない!

何はともあれ無事の羽脱に、思わず手に汗握りながらも最後には拍手喝采を送ったのだった(^^♪


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