ナガサキアゲハの産卵

丘陵のみかんの木に黒いアゲハが飛び交っていた。
かなり翅が痛んでいるが、翅基部の赤班と尾状突起が無いことから、「ナガサキアゲハ」だ。





このチョウは元来九州以南で普通種だが、近年北上が確認されており、神奈川では普通に見られ、東京、山梨、埼玉、長野、茨城、群馬などで確認されている。





産卵も確認され、すっかり定着しているようだ。
ここ狭山丘陵でも、普通種になりつつあると思われる。