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秋は恋の季節! [季節]

風も涼しくモズの声も聞かれ、いよいよ秋本番。
草はらでは、たくさんの「ヤマトシジミ」が飛び交っていた。
今までで一番数が多いのではないか。

あちこちでカップルが見られたが、中には横恋慕しようという輩も。
まぁ、そうは問屋が卸さないのだ。
ヤマトシジミ0914-1.JPG


















固く結ばれた二人だった。
ヤマトシジミ0914.JPG


















よく似ているが、後ろ翅にオレンジの斑と突起のある「ツバメシジミ」もカップリング。
ツバメシジミ0914-2.JPG


















恋する二人は美しい!
光に浮かび上がった縁毛がまぶしかった。
ツバメシジミ0914.JPG


















チョウたちには驚異の敵である「オオカマキリ」も恋の真っ最中。
肉食系の巨大な女子に怯えるように、鎌の届かない背中に乗っかるオス。
万一食べられても、それは男冥利に尽きるのか?
オオカマキリ0914.JPG


















おっ!こちらでも。
葉の上で「オンブバッタ」のカップルと思ったが、何やら様子が・・・。
同じ大きさ、どうやら男同士のようだ。
どうなるのかじっと見ていたら、前のオスが体を小刻みに揺らし後ろのオスに威嚇している雰囲気。
後ろのオスはといえば、ウンチ中。
緊張していたのか、気が緩んでいるのか?
もちろんこのカップルは成立しなかった!
オンブバッタ0914.JPG


















2014年9月14日 東京都
チョウ目シジミチョウ科 ヤマトシジミ、ツバメシジミ
カマキリ目カマキリ科 オオカマキリ
バッタ目オンブバッタ科 オンブバッタ           CANON EOS70D MACRO100mm IS USM


華奢で繊細 アジアイトトンボ [トンボ]

水辺で何かいないか目を凝らしていると、気配を感じて追った。
すぐに目で捉えることができなかったが、じっくり見ると「アジアイトトンボ」だった。
アオイトトンボやキイトトンボはすぐに見つかるが、このイトトンボだけは凝視しなければ見つけることができない。
日本のトンボ図鑑では、全長僅か24~34mm、イトトンボの中でも小ささBEST4だった。
ちなみに国内最小のハッチョウトンボは全長17~21mm、さらに小さいというからびっくり。
アジアイトトンボ0912.JPG


















視力は今でも抜群なのだが、その反面老眼が進んでこういった小さな類は非常に厳しくなってしまった。
それにしても、華奢で繊細、マクロレンズを通してみるとその美しさはなかなかのもの。
体の細さとこの色が水辺の草に溶け込んで、今の私に対して見事な保護色になっているようだ。
アジアイトトンボ0912-1.JPG


















2014年9月12日東京都
トンボ目イトトンボ科 アジアイトトンボ
  CANON EOS70D MACRO100mm IS USM


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