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林縁のツユムシ [バッタ]

林縁のマント群落の上をよく見ていくと、ツユムシたちが見られるようになってきた。
ブルーの目に白斑のある触覚、足が黒いのが特徴の「アシグロツユムシ」。
アシグロツユムシ0914.JPG


















高い葉上で悠然と構えているのだが、さすがにレンズを近づけるとゆっくり向きを変えた。
あまり敏捷に逃げるわけではない。
アシグロツユムシ0914-1.JPG


















例年、メスばかりでオスを見つけることができなかった「セスジツユムシ」だが、今年はオスをよく見る。
セスジツユムシ0914-1.JPG


















ほとんどのツユムシのオスとメスの違いは、オスにある発音器とメスにある産卵管だが、セスジツユムシだけはその違いに加えてメスのほうが翅の幅が広いことで見分けることができる。
このところセスジツユムシのメスは見かけていないが、秋が深まればメスばかりが見られることだろう。
セスジツユムシ0914.JPG


















バッタ目ツユムシ科 アシグロツユムシ、セスジツユムシ  
CANON EOS70D,EF100mm F2.8L IS USMEOS50D EF8-10mm F4LフィッシュアイUSM

オオカマキリのメス [その他の虫]

オオカマキリの成虫を多く見るようになってきた。
この日も、いくつ見つけただろう。
オオカマキリ0914-1.JPG


















そんな中で、気になる個体がいた。
なかなか大きなメス。
お腹もかなり膨らんでいい感じだが何か違和感。
よく見ると、生きる術である左の鎌がおかしい。
オオカマキリ0914-2.JPG


















いったいどうしたのだろうか?
先端を折損して、残る部分も壊死している。
これでは左が全く使えない。
蜘蛛の巣のようなものが絡んでいるので、蜘蛛につかまったか?
獲物を捕らえる確率はかなり下がるだろうが、右手の鋭さを研ぎ澄まして生き抜いてほしい!
オオカマキリ0914-3.JPG


















2014年9月14日 東京都
カマキリ目カマキリ科 オオカマキリ   CANON EOS70D MACRO100mm IS USM


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