ヒモ状の卵塊 [両生類・爬虫類]
今日は暑いくらいの日差しだったが、風が強く寒かった。
風の遮られた谷戸では、ルリタテハが瑠璃色の翅を輝かせて日光浴。
今年は寒さのせいか、相変わらずアカガエルの産卵が続いている。
池を見回ると、真新しいアカガエルの卵の傍に「アズマヒキガエル」の長いひも状の卵塊があった。
ここでは今年初めて見た。
あたりをじっくり見ていると、何やらごそごそ動くものが。
ん~頭隠して尻隠さず!アズマヒキガエルだった。
産卵したであろう後で申し訳なかったが、少しお尻をつついてみた。
動きはのろいがごそごそ水底を動き回った。
藻の中を動くのでよくわからなかったが、水面に顔を出すと2匹いた。
メスの背中にオスがしがみついていたのだ。
産卵時、オスがメスの背中にしがみつき(抱接)、産卵すると同時にオスが精子をかける。
ここにある卵は、恐らくこのメスが産んだもの。
このカップルの子供たちが、もうすぐここでたくさん見られることだろう!
2011年4月4日 東京都
鱗翅目 タテハチョウ科 ルリタテハ
無尾目 ヒキガエル科 アズマヒキガエル
CANON EOS40D,EF70-200mm F2.8L IS USM/EF1.4×Ⅱ (1枚目のみ)
RICOH CX4