地味だが美しいシモフリコメツキ [甲虫]
暖かくなってくると足元に色とりどりの花が咲き誇る。
概ね見慣れた花たちだが、中でもこのところ気になる花が一つある。
シロツメクサのミニチュアのような小さな葉に、これもまた小さな小さな黄色い花。
今までにも見て名前も聞いたのであろうが、全く記憶にない。
帰って調べると、見たままのような名前の「コメツブツメクサ」だった。
ヨーロッパから東アジア原産の帰化植物で都会の草地ではメジャーな存在のようだ。
名前を知っても覚えがないのは年のせいだろうか・・・・・。
あたりを見回してみると、葉の上にコメツキムシがいた。
シーズンにはよく見かける「シモフリコメツキ」のようだが、今の時期このサイズでも久しぶりに見る大きな虫だ。
淡いあずき色のような地味な体色だが、斑模様が光に輝きなかなか美しい色彩を放っていた。
これからたくさんの種が見られるかと思うと心ウキウキ楽しみである!
2011年4月13日 東京都
マメ目 マメ科 コメツブツメクサ
鞘翅目 コメツキムシ科 シモフリコメツキ
CANON EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM