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米の害虫 イネホソミドリカスミカメ [セミ・カメムシ]

オンブバッタの初令幼虫がたくさん見られるようになってきた。
葉にとまる小さな幼虫を見ていたら、手前の葉先にとまる小さなものが視界にぼんやり写った。
薄い緑の背景に赤色の鮮やかさが際立っていた。
カメムシ幼虫0704_0_1.JPG


















とても小さいのでてっきりカメムシの幼虫と思っていたが、よく見ると翅があるので成虫である。
調べると、「イネホソミドリカスミカメ」(アカヒゲホソミドリカスミカメ)というカスミカメムシの仲間だった。
このカメムシ、米の大害虫で斑点病を引き起こす嫌われ者のようだ
体長は5mm前後なので、ウンカかと思い普段は見過ごしているに違いない。
これを見つけたすぐ脇には田んぼがあり、米の生育が心配になった。
カメムシ幼虫0704_1.JPG


















2013年7月4日 埼玉県
半翅目 カスミカメ科 イネホソミドリカスミカメ   EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM


草はらの宝石 イモサルハムシ [甲虫]

ヒルガオでジンガサハムシを探していたのだが、見つからない。
代わりに艶のある美しいブルーのサルハムシがたくさんいた。
これが敏感で、近づくとすぐに落下してしまう。
イモサルハムシ0704-0_1.JPG


















交尾個体が落下。
落ちた葉からさらに下の葉へ。
覗くお尻がkawaii。
イモサルハムシ0704_1.JPG


















銅金色の個体も同じ種だろう。
帰って調べると、「イモサルハムシ」だった。
主にヒルガオを食し、青や銅金色など体色は変化に富むとある。
イモサルハムシ0704-3_1.JPG


















黄金色のジンガサハムシが見たかったのだが、イモサルハムシもなかなかのもの。
色は違えどこちらも草はらの宝石だ。
イモサルハムシ0704-2_1.JPG




















それにしても近づけば落ち、中には飛んで逃げる者もいてゆっくり観察することができない。
なかなか厄介である。
イモサルハムシ0704-4_1.JPG


















2013年7月4日 埼玉県
鞘羽目 ハムシ科 イモサルハムシ  EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM /MT-24EX


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