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夏だ ススキだ トリフンだ!2013 その1 [その他]

またこの時期がやってきた。
夏のススキに潜むもの、毎年チェックしているが今年もどうなの~?いるの~?と覗いてみた。
毎年トリフンを確認するススキには、「シロオビトリノフンダマシ」の幼体が4匹確認できた。
この時期まだちょっと早かったなぁ。
8月中旬には、立派な姿が見られるに違いない(^^)
楽しみ楽しみ!
シロオビトリノフンダマシ0711_1.JPG




















2013年7月11日 東京都
真正クモ目 ナゲナワグモ科 シロオビトリノフンダマシ CANON EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM /MT-24EX


放たれたキリギリス [バッタ]

ここの谷戸に来たのは久しぶり、前回はいつだっただろうか?
調べると5月27日、これだけ間が空いたのは今までなかったこと。

約1か月半ぶりに来て驚いた。
谷戸の草むらから聞こえてきた鳴き声は、今までここで聞いたことのないキリギリスだった。
恐らく数10頭いるだろうか、あちこちから「チョン・ギース」と聞こえてくる。
誰かがここに放したに違いない。
別の谷戸でも数年前に、突然鳴き声が聞かれたもののいつか鳴き声は途絶え、そこに根付くことは無くほっとしたことがあった。

鳴いている姿を確認しようとしたが、暑い時期は下草の中で鳴くのでなかなか姿をお目にかかれない。
気温が下がる夏の終わりには、草の上に出て鳴く姿が見られるのだが。

足を踏み入れたところ何かが、動いた。
その先を見ると、何とキリギリスのメスだった。
キリギリス0711-1_1.JPG




















これだけの数のオスを放しているという事は、おそらくここでの繁殖を期待してメスも放しているはずと想像していた
が、この個体を目にしてそうであって欲しくはなかった想像が現実のものとなってしまった。
メスは危険を感じてか、さらに下草の奥へと姿を消した。

いったいどこのキリギリスをここに放ったのか?
キリギリスは近年、翅の模様などからニシキリギリスとヒガシキリギリスに分類されたのだ。

元来その場所にいないものを放すのは、長い年月をかけて築かれた生態系を壊してしまう人間の身勝手で愚かな行為である!
キリギリスの声が聴きたければ、自然に生息している場所に出向くか家で責任をもって楽しんでいただきたいものだ。
ここにいるキリギリスたちに罪はないが、根付かぬよう祈るしかない!!
キリギリス0711-2_1.JPG


















2013年7月11日 東京都
直翅目 キリギリス科 キリギリス  EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM


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