アオイトトンボの潜水産卵 [トンボ]
ムツアカネのいた湿地では、たくさんの「アオイトトンボ」も見られた。
狭山丘陵でも見られるが、2000mを超える場所にも分布しているのはちょっとオドロキ。
交尾しているものの中で、水から出ている植物に摑まり、連結したままメスが水に潜っていた。
見ているとどんどん潜って、ついにはオスも水中に沈んでしまった。
水辺の植物への産卵はよく見かけるが、潜水産卵を見るのは初めて。
メスも大変だが、主導権を握られ水中へ引っ張られていくオスもまた大変だ。
別の場所では、お尻をあげて下げて体操をしているような行動をする個体がいた。
まずは静止。
はい、下げて。
次ぎ上げて。
間をおいて繰り返すさまを見ていると、こちらの背筋もピーンとなった。
これは翅と腹をすり合わせて汚れを落とすクリーニング行動だそうだ。
何とも面白い!
2013年8月27日 長野県
蜻蛉目 アオイトトンボ科 アオイトトンボ CANON EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM
2013-09-10 10:49
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コメント(3)
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体操、思わず笑ってしまいました!昆虫って不可解な動きをしますよね。
by としぞう (2013-09-11 10:06)
としぞうさん コメントありがとうございます。
本当に不思議な行動です。
翅を使って尻を拭くというのは、なかなか考えましたね。
飛ぶと翅の汚れが飛んでいく?
by hirokou (2013-09-12 23:42)
青い複眼と金属光沢のアオイトトンボは魅力的です。
このアオイトトンボ科の仲間は翅を開いたまま止まる習性があります。
by itotonbosan (2014-02-16 21:27)