アゲハは赤、アカタテハは黄色がお好き [チョウ・ガ]
ベンチ周りでツツジが咲き始めた。
例年に比べ少し早いような気がするが、冬が寒かったことで、様々な植物の開花が早まっているようだ。
見ていると時折、小さなアゲハが吸蜜に訪れていた。
「ナミアゲハ」の春型は夏型に比べて小さく、黒い部分が少ないので見た目に白っぽく見え美しい。
周りにタンポポやスミレ、ショカッサイなどが咲いているが、全く目もくれずにツツジの花にやってくる。
チョウにも色の好みがあり、ナミアゲハは赤、モンシロチョウなどは黄色や白、アカタテハは黄色や青、ギフチョウは青や紫と言われている。
ギフチョウが紫のカタクリに吸蜜に来るのは、早春の時期に密源が限られているからだけではなさそうだ。
この日見かけた「アカタテハ」は、タンポポにご執心。
何度飛び去ってもまた舞い戻ってきた。
チョウの色の好みを考えながら観察するのも面白そうだ。
日の射し込む明るい雑木林の中では、ヤマツツジが咲き始めていた。
ここもアゲハの仲間たちの良いレストランに違いない。
2013年4月22日 東京都
鱗翅目アゲハチョウ科 ナミアゲハ
鱗翅目タテハチョウ科 アカタテハ
ツツジ目ツツジ科 ヤマツツジ CANON EOS50D EF100mm F2.8L IS USM
2013-04-23 14:08
nice!(0)
コメント(2)
トラックバック(0)
人間と同じようにチョウも自分に無い
色のものを好むのでしょうか?
面白いですね!
by ヒメオオ (2013-04-29 17:58)
ヒメオオさん コメントありがとうございます。
チョウにも色の好みがあるというのはとても興味深いです。
樹液を好む蝶たちは、赤や黄色には全く興味がないのでしょうか?
花の蜜と樹液の違いはもちろんありますが、色の好みも異なるのでしょうね。
by hirokou (2013-04-30 02:05)