こんなところにもいたショウリョウバッタモドキ [バッタ]
センダングサとコセンダングサとセイタカワダチソウの花や種子の写真が必要になり、撮りに近くの空き地に行った。
ここは、我が家から車で5分ほどの幹線道路から少し入った場所で以前から放置されて雑草がはびこっているところだ。
コセンダングサとセイタカアワダチソウがびっしりと群生しており目的を達成できたが、センダングサが見当たらない。
それでもあちこち走り回りようやく1株見つけて撮影することができた。
センダングサの花期は、おおよそ10月一杯までで今の時期は花も終わりほぼ枯れかかっているものばかり。
少し遅かったようだ。
最初の空き地に足を踏み入れた時、足元から無数のバッタが飛び出した。
とにかくすごい数が遠くまで飛んでいく。
近づくとくるっと茎の反対側に隠れる。
ウスイロまたはホシササキリかと思ったが、何と埼玉県では準絶滅危惧種に指定されている「ショウリョウバッタモドキ」だった。
この種は東京都でも絶滅危惧Ⅱ類の希少種だ。
丘陵の中でも限られた場所にしか見られないが、こんな空き地にたくさん見られるとはいるところにはいるものだと感心すると同時にこの場所の行く末を憂慮せずにはいられなかった。
2011年11月14日 埼玉県
直翅目 バッタ科 ショウリョウバッタモドキ CANON EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM
2011-11-18 19:04
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