続・丘陵の奥へ [甲虫]
丘陵の奥にはたくさんの宝物がある。
ここでしか見られないもの!
その一つに出会う事が出来た。
奥へ続く道を歩いていると、何かが目の前から先へ飛んで着地した。
近づくとまた飛んだ。
まるで道案内をしてくれているよう。
別名「みちおしえ」と呼ばれる空飛ぶ小さな宝石、「ハンミョウ」だ。
以前から丘陵の奥で見られると聞いてはいたが、今まで見る機会に恵まれなかった。
敏感で近づくとさっと飛んでなかなかカメラの射程距離に入ってくれない。
そんな中、意外に逃げない個体がいた。
地面に這いつくばり、匍匐前進で何とかこの大きさまで接近。
大きな顎が肉食の獰猛さを物語っているが、体の美しさは同じ甲虫の仲間のタマムシと肩を並べる人気者だ。
2011年5月2日 埼玉県
鞘翅目 ハンミョウ科 ハンミョウ CANON EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM
2011-05-06 23:21
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コメント(2)
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野外で「ハンミョウ」に出会うと、宝石を原石から割り出した時のようなトキメキを感じますね!
私も今年も会えると良いな?
by ヒメオオ (2011-05-07 08:37)
近場ではなかなか出会う事が出来ない虫の1種ですが、丘陵で初めて見る事が出来ました。山のチョウの撮影行で会えるかもしれませんね!
by hirokou (2011-05-09 18:59)