エイリアン現る [チョウ・ガ]
今日から10月1日。
雨もやんで、午後から少し陽が射した。
丘陵を歩くと、今年初めてシソ科の「キバナアキギリ」の花を見つけた。
日陰に咲くこの花は、写真に撮るといつも白っぽく飛んで淡い黄色が出ず難しい。
脇の葉の上で奇妙な動きをするものが目に入った。
それはまさしく見たいと思っていた「エイリアン」 シャチホコガの仲間の幼虫だった。
少し前にバイバラシャチホコの幼虫を見たが、上の方の木の枝で近づけなかったが今回は目の前で蠢いている。
よく見てわかったのは、一番前の脚はとても小さく2番目と3番目が異様に長い事だ。
これが不気味さを助長し、その姿はまさしく映画のエイリアンのイメージだ。
頭部は昔見たアニメの妖怪人間ベムにそっくり。最近の人は、このアニメ知らないだろうなぁ。
これで口からよだれを垂らして、シャーなどと威嚇音を出せば逃げ帰ってしまいそうだ。
幼虫図鑑を調べると、この色は「バイバラシロシャチホコ」とあった。
ずっと動き回るので、とまっている草を揺らすとお決まりの鯱鉾ポーズを決めてくれた。
逆さ鯱鉾だ。
2010-10-01 20:46
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コメント(2)
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おはようございます
シャチホコガの仲間面白いですね
hirokouさんのような観察眼が無いと見つけられないと思います
いつか折角撮ったと思って喜んでいた”トリノフンダマシ”撮影技術が
未熟なのでピントが合っていませんでした
今度こそと思っていますが今度は見つかりません
六都科学館の写真展拝見してきました
by あかね (2010-10-02 09:47)
あかねさん コメントありがとうございます。
シャチホコガの幼虫は、ようやく間近で見る事が出来ました。
見つけるのはタイミングと運でしょうか。
トリノフンダマシは、里山民家周りのススキでまだ数匹が卵のうを守っているのが見られます。
写真展、足をお運びいただきありがとうございましたm(__)m。
by hirokou (2010-10-02 17:41)