活発なスズメバチたち [ハチ・ハエ・アリ]
ノダケにスズメバチが来ていた。
ヤブガラシやノダケでいつも見かけるのは、攻撃性が低く毒性の弱いヒメスズメバチなので安心して近くで見るとコガタスズメバチだった。
おっ、と危ないである。
ヒメスズメバチは、お尻の先が黒いのですぐに区別できる。
今の時期、スズメバチの巣の大きさは最大級で多くの働き蜂が忙しく活動している。
最も危険な時期でもあるので、注意が必要だ。
蝶たちが集まる柿の木を見ていると、下草で何かが動いた。
見るとオオスズメバチだった。
柿の汁を吸いに、スズメバチも集まっているので落ちた柿の実をあさっていたのかと思ったが何か変!
それもそのはず、このハチにはお尻がなかった。
鳥にやられたかとも思ったが、鳥もスズメバチには手を出さないのではないか。
ならばスズメバチ同士の争いの可能性も高い。
スズメバチは餌場で巣の異なる個体が出会うと、そこで争いがおこる。
それこそ相手が死ぬまで戦い続けるようだ。
このハチも、そんな戦いで腹を切り落とされたのかもしれない。
全く普通に歩いて、触角を掃除しているのでそんなことになっているとは思わかなった。
2010-10-02 20:27
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コメント(6)
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なんと!脅威の生命力ですね。
お腹が無くても、平気なのかしら、、、?
そんなワケ無いですよね、、。
by タケタケ (2010-10-02 22:03)
タケタケさん コメントありがとうございます。
ほんと凄い生命力です!
スズメバチの幼虫が出す液体が、***ヴァームと言われるアミノ酸で脂肪を燃焼させ乳酸を出来にくくしたりその他の効用があり、これを研究して同様の成分が飲料化されています。
成虫はこれを飲んで活動しているのでこのお陰?
今日このハチを探しましたが、見つけることはできませんでした。
by hirokou (2010-10-02 22:53)
我が家では「階段付近にスズメバチの巣があるので注意してください」の貼り紙が出ていたので、ベランダにやってきた「アキアカネ」をスズメバチと勘違いした家族により大騒ぎになりました。
by ヒメオオ (2010-10-03 09:53)
ヒメオオさん コメントありがとうございます。
ここ近年住宅街に進出してきたコガタかキイロスズメバチどちらかの巣でしょうか?共に攻撃性が高いので、気をつけてくださいね。
確かに、スズメバチの巣の事が頭にあってアキアカネをパッと見ると、色的にもスズメバチって思うかもしれませんね!
by hirokou (2010-10-03 20:34)
今年は、とりわけスズメバチが多いとか。
私のフィールド仲間の方も、手を刺されてしまいました。
しかし、お腹を切り取られても、触覚のお掃除とは驚きです!
最近読んだ昆虫の擬態の本では、トンボもハチに擬態していると考えられるそうです。アキアカネをスズメバチに見間違えたとしたら、擬態成功ですね。
by おはる (2010-10-04 18:11)
おはるさん コメントありがとうございます。
夏の間、今年はオオスズメバチが少ないなぁとよく話していましたが、今の時期いつものようにたくさん見られるようになりました。
トンボもハチに擬態ですか。
なるほど、特にメスは黄色と黒の色のものが多いような気がします。
ハチと思わせれば、食べられる危険も少なくなり子孫を残せますね!
by hirokou (2010-10-04 18:44)