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雌雄別種のような セスジツユムシ [バッタ]

キリギリス科の仲間は、同じ種の雌雄の見た目は変わらないものがほとんどである。
雌雄の判別は雄には翅に鳴くための発音器があり、雌にはお尻の先に産卵管がある。

しかしこの「セスジツユムシ」は、雌雄で見た目が少し異なり知らなければ同種とは想像しがたい。
以前に紹介したツユムシやアシグロツユムシは雌雄の見た目はほとんど同じなので種の同定は簡単だ。

セスジツユムシオス.JPG雄の特徴は、頭から後翅先端まで茶褐色の線がありさらにあしも褐色で全体的なにスマートな印象である。
前翅の付根に発音器があることですぐに雄と判別できるが、お尻の先にある尾肢と呼ばれる部分が上方に湾曲して出ているのでこれが産卵管のように見え間違えやすい。
左の写真でも僅かに尾肢が見える。



雌は雄の背部の茶褐色の線が黄白色であしは緑色である。また、翅の幅も雄より広くずんぐりしている。たまに褐色型のものもいる。(下3枚全て雌)

先週は雌雄共に見かけたが、これだけ寒くなりまだ見ることが出来るのだろうか?

セスジツユムシメス緑色型1.JPGセスジツユムシメス緑色型2.JPGセスジツユムシメス褐色型.JPG


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