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誰もが知ってる秋の虫 ウマオイ  [バッタ]

谷戸の草むらで「ウマオイ」を見つけた。
キリギリス科で体長28~36mm。関東以西に分布している。

ウマオイ2-10.21.JPGウマオイには林や林縁に住む「ハヤシノウマオイ」と畑や河原などに住む「ハタケノウマオイ」の2種類がいる。外見ではほとんど区別がつかないが、オスの発音器の色の濃さや鳴き声で識別できるようだ。
夜行性で夜に鳴き、♪スイーッチョン♪と伸ばして鳴くのはハヤシで♪スイッチョ・スイッチョ♪と短く鳴くのがハタケらしい。
小学校で習う虫の声の歌に出てくるので名前を知っている人は多い。


ウマオイ10.21.JPGこれは産卵管があるのでメス。発音器もなく鳴かないので同定できないが、見つけた環境から判断するとハヤシの可能性が高い。
ハタケの方が生息数が少ないようだ。
獰猛な肉食性で小さな昆虫などを食べる。
キリギリスの仲間で、脚に鋭いとげを持つものは肉食性である。
それにしても黒目の上の線のおかげでとても意地悪そうに見えるのはかわいそうでもある。
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