エゴノキのゆりかご [甲虫]
初夏の花が咲き始めた。
エゴノキも小さな蕾をたくさんつけているが、開花はまだ少し先のようだ。
そんなエゴノキにゆりかごを作る虫がいる。
園路際のエゴノキで探して見た。
少し高い葉の上に見つけたと思ったら向こうもこちらを見ていた。
すぐに危険を感じたのか葉の裏に隠れたが、葉裏の方が見やすかった!
名前は、「エゴツルクビオトシブミ」。
その名の通り、鶴のように首が長い。
雄の方が首が長いのでこれはメスのようだ。
あたりを探すと、ゆりかごが一つ見つかった。
オトシブミは、葉に卵を産み付けてそれを巻いていく。
卵から孵った幼虫は葉を食べ蛹になり羽化してゆりかごから出てくる。
種によって、ゆりかごを付けたままにするものと切り落としてしまうものがいる。
巻き方もそれぞれだ。
どの種がどんな巻き方をするのか調べるのも面白い!
2014年5月3日 東京都
コウチュウ目オトシブミ科 エゴツルクビオトシブミ CANON EOS70D EF100mm F2.8L IS USM
2014-05-03 21:10
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0