タニウツギとトラマルハナバチ [ハチ・ハエ・アリ]
丘陵にある埼玉県緑の森博物館に久しぶりに行ってみた。
博物館手前の道沿いに鮮やかなピンク色の花が咲いていた。
「タニウツギ」と思われるが、同属に似ているハコネウツギ、ニシキウツギ、ヤブウツギがあるようで、葉の裏の毛を見ないと識別は難しいとのこと。
こんなに目立つ花なので、さぞかし色々な虫たちがやってくるのだろうと待っていたが、この日の曇りが影響してかなかなか来てくれない。
セセリチョウの仲間が猛スピードでかすめて飛び去ったが、早すぎて何だかわからなかった。
ようやく羽音を立ててやってきたのは、「トラマルハナバチ」だった。
一頭だけだったが、足にたくさんの花粉を付けて、花から花へ飛び回っていた。
この花にとっては、花粉を運んでくれる大事なパートナーだ。
こういった送粉昆虫類をポリネ-タ(花粉媒介者)という。
トラマルハナバチは、各地で個体数を減らし各都道府県のレッドデータに選定されている種。
近年はセイヨウオオマルハナバチの拡散による脅威が問題となっている。
2013年5月13日 埼玉県
膜翅目 ミツバチ科 トラマルハナバチ EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM /MT-24EX
2013-05-15 22:00
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