冬に見かけるヒメツユムシ [バッタ]
フユシャクを探していると、サワラの樹皮の間に鮮やかな黄緑色が見えた。
ササキリモドキ科の「ヒメツユムシ」だ。
例年、初冬から冬にかけて数個体見かけるが夏や秋に見たことがない。
バッタ・コオロギ・キリギリス生態図鑑によると8~11月に成虫とある。
主に林縁の樹上に普通に見られるようだが、いても見つけられないだけなのだろう。
この仲間は、ほとんどが樹上性、夜行性で鳴き声も小さくよほど注意して探さないと姿を見るのは難しいかもしれない。以前、桧原でキタササキリモドキを見つけたが、今までにこの仲間は2種のみである。
狭山丘陵にも、他の種がいると思われるのでぜひとも見つけてみたい。
2012年11月28日 東京都
直翅目 ササキリモドキ科 ヒメツユムシ
CANON EOS40D,Tokina AT-X107 DX Fisheye /430EXⅡ、CANON EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM /MT-24EX
2012-11-30 10:13
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ヒメツユムシ 以前は存在を知らなかった虫です。
私の地元でも見つかっていますが、昔からよく見たのは
ミドリササキリモドキ1種だけでした。ミドリは良く飛び
小型で素早く、すぐいなくなるのでいわば幻の存在でした。
後に多く見たのはマクロを買う前だったので未だに写真が
ありません。
旅行先でセスジササキリモドキを撮りましたが、これも
マクロ購入前だった気がします。マクロを買ってからは
この2種と出会えず、撮れたのは山地性の2、3種です。
by つばさ2号 (2012-12-02 10:58)
つばさ2号さん コメントありがとうございます。
お久しぶりです。
直翅にお詳しいつばさ2号さんでも出会える機会が少ないのですね。さすがに心してかからねばみれそうにありませんね。
ミドリササキリモドキ(ササキリモドキ)、見てみたいです。
by hirokou (2012-12-02 12:42)